特別展「大航海時代へ-マルコ・ポーロが開いた世界-」岡山市立オリエント美術館

特別展「大航海時代へ-マルコ・ポーロが開いた世界-」岡山市立オリエント美術館

名称:特別展「大航海時代へ-マルコ・ポーロが開いた世界-」岡山市立オリエント美術館
会期:2023年9月16日(土)〜11月12日(日) 
会場:岡山市立オリエント美術館
観覧料金:当日一般1,200円
休館日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
住所:〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町9-31
TEL:086-232-3636
URL:岡山市立オリエント美術館

特別展「大航海時代へ-マルコ・ポーロが開いた世界-」岡山市立オリエント美術館
特別展「大航海時代へ-マルコ・ポーロが開いた世界-」岡山市立オリエント美術館

モンゴル帝国の時代と大航海時代。この二つの大きな時代は、マルコ・ポーロ(1254~1324)と彼が残した『東方見聞録』を一つの結節点としてつなげることができる。
1271年、ヴェネツィアを出発したマルコ・ポーロは、足かけ17年を中国で過ごした。ヴェネツィアに帰還後、彼が口述筆記させたのが旅行記『東方見聞録』である。この壮大な旅行記は、大航海時代(14世紀初頭から17世紀半ば)に活躍した人たちのガイドブックとなった。この書に描かれた幻想的、かつ富と黄金に満ちた東洋(中国とジパング)のイメージこそ、大航海時代を切り開く冒険心の原動力となった。
大航海時代は、歴史上はじめて人・物・文化の交流が全地球規模で始まった時代。日本にまで到達したその波は、南蛮文化として華開いた。本展では、シルクロードの発展から、モンゴル帝国の時代、そして大航海時代にいたる文化交流の姿を、奈良県天理市の天理大学附属天理参考館と天理図書館の貴重な所蔵品約200点でひもとく。本展鑑賞により、彼らの夢と冒険の高揚感を追体験してほしい。

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