名称:企画展「武田史子銅板画展」本間美術館
会期:2023年9月8日(金)~2023年10月17日(火)
会場:本間美術館
時間:9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:会期中無休
観覧料:一般 1,100円(990円)
高・大学生 500円(450円)
小・中学生 無料
※( )内は15名以上の団体入館料
※上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」も観覧できます
住所:〒998-0024山形県酒田市御成町7-7
TEL:0234-24-4311
URL:本間美術館
本間美術館は23年の時を越えて、再び武田史子銅版画展を開催します。武田氏は絵を描くことが好きな子供時代から、多摩美術大学から東京藝術大学に進み、そこで銅版画と出会い、版画家を目指すことになります。東京藝術大学大学院を修了後から、国内外の版画公募展にて多くの受賞を重ね、リュブリアーナ国際版画ビエンナーレに招待出品されるなど、現代版画界を代表する作家の一人として活躍しています。
本間美術館は2000年に、武田氏が銅版画の魅力と独自の幻想的な世界を紡ぎ始めた時代の、1989年の東京藝術大学卒業制作から近作までを網羅した展覧会を開催しました。
本展は、前回を引き継いで2001年から昨年までの作品50点に初期の作を追加して構成いたします。エッチング、アクアチントの技法に、ときに手彩色を加えた銅版画は、武田氏が「日常と空想の狭間の表現を大切にしている」と語るように、内面を深く観照して生み出された風景や静物は、銅版画特有の微妙な黒の諧調で美しく、静謐で豊かなイメージで紡がれ、武田氏独特の世界を創り上げています。
夢や空想、記憶と書物、時の移い、命の儚さ等々、万華鏡のような作品は、私たちに目に見える世界だけが現実だろうかと、問われているようです。
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