「陶芸の進行形」菊池寛実記念 智美術館

桑田 卓郎「茶埦」2023年

名称:「陶芸の進行形」菊池寛実記念 智美術館
会期:2023年9月30日(土)~2023年11月26日(日)
会場:智美術館
開館時間:11:00 〜 18:00
休館日:月曜日
   10月9日は開館
   10月10日は休館
入場料:一般 1100円、大学生 800円、高校生・中学生・小学生 500円、未就学児 無料
住所:〒105-0001東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
TEL:03-5733-5131
URL:菊池寛実記念 智美術館

「陶芸の進行形」菊池寛実記念 智美術館
「陶芸の進行形」菊池寛実記念 智美術館
竹村 友里「盌「深淵」」2022年
竹村 友里「盌「深淵」」2022年

本展は、1970年代から1980年代半ば生まれの世代を中心に25名の陶芸家をノミネートし、現在進行形の陶芸作品をご紹介する展覧会です。25名はいずれも当館が2004年度から隔年で開催している公募展「菊池ビエンナーレ」で受賞、入選してきた作家たちです。現在、40代から30代後半になる彼らは、陶芸の素材や技法、制作工程や歴史、伝統といった陶芸にまつわる要素に独自の視点を持ち、あるいは更に、現代美術の発想や多様なカルチャーからの影響を反映させ、現在の美意識で陶芸作品を制作しています。一つの世代として括るには年齢に幅がありますが、団塊ジュニアを含み、大半をロストジェネレーションが占めるこの世代は日本の陶芸界においては層が厚く、制作の初期段階から「菊池ビエンナーレ」をはじめ様々な公募展を通して意欲的に作品を発表し、存在感を示してきました。その後のキャリア形成は様々で、公募展での発表を継続する作家がいる一方、国内外での個展活動に注力する作家、または出産や育児を経て活動を本格的に再開した作家など、現状は異なります。本年、「菊池ビエンナーレ」の第10回展開催を迎える記念に、その軌跡として25名の作家たちの今をご紹介し、進行形の陶芸作品をご覧いただきます。
また、「特別展示」として第9回展までの大賞作品を一堂に展示し、併せて「菊池ビエンナーレ」の歴史を振り返ります。
アーティスト
伊勢﨑晃一朗、今泉毅、岡田泰、小形こず恵、桑田卓郎、五味謙二、澤田勇人、庄村久喜、高橋朋子、高橋奈己、竹村友里、張蕙敏、津金日人夢、津守愛香、釣光穂、中田博士、中田雅巳、中村清吾、新里明士、藤笠砂都子、星野友幸、増原嘉央理、森山寛二郎、和田的、和田山真央

澤田 勇人「形と色の構成」2023年
澤田 勇人「形と色の構成」2023年
釣 光穂
左から「つぼ lav」2022年、「へんこ blu」2023年、「つぼ yel」2023年
釣 光穂 左から「つぼ lav」2022年、「へんこ blu」2023年、「つぼ yel」2023年
藤笠 砂都子「萌動」2014年 
藤笠 砂都子「萌動」2014年 
和田山 真央「Relation」2023年
和田山 真央「Relation」2023年
星野 友幸「練継器」2023年
星野 友幸「練継器」2023年
中村 清吾「白磁高裂鉢」2023年
中村 清吾「白磁高裂鉢」2023年
桑田 卓郎「茶埦」2023年
桑田 卓郎「茶埦」2023年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る