「井波彫刻 物語を彫る」竹中大工道具館

「井波彫刻 物語を彫る」竹中大工道具館

名称:「井波彫刻 物語を彫る」竹中大工道具館
会期:2023年9月30日(土)〜12月3日(日)
会場:竹中大工道具館
開館時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
料金:大人700円、大高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
住所:〒651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
TEL:078-242-0216
URL:竹中大工道具館

「井波彫刻 物語を彫る」竹中大工道具館
「井波彫刻 物語を彫る」竹中大工道具館
今石動川原町歌舞伎山車鏡板(初代岩倉理八作)
今石動川原町歌舞伎山車鏡板(初代岩倉理八作)

富山県南砺(なんと)市井波は日本を代表する木彫りの町です。町の中心を貫く八日市通りに数多くの木彫刻師たちが工房を連ね、石畳の風情ある町並みに鑿を打つ槌音を響かせています。
「井波彫刻」は宝暦13年(1763)に始まる瑞泉寺(ずいせんじ)再建を起源とし、現在まで260年に及ぶ伝統を引き継ぐ木彫刻師たちは、地元および周辺地域の寺院や神社、お祭の山車(曳山(ひきやま))はもちろん、国内の著名な寺社建築である日光東照宮、京都東本願寺や東京築地本願寺、近年では2018年に復元された名古屋城本丸御殿でもその腕をふるっています。
展覧会では、大胆な深彫りに高度な木彫刻技術が凝縮された寺院彫刻、豪華絢爛な祭り屋台を飾る精緻な曳山彫刻、そして明治期以降に住宅欄間として大きく発展した繊細優美な彫刻欄間などを展示します。また200本以上の鑿と彫刻刀を駆使する制作工程を実際に使われる道具と下絵、映像等でご紹介します。
獅子や龍、さまざまな動植物や名勝の情景が織りなす「物語」を、卓抜した技術で生き生きと描き出す木彫刻の数々は、今もなお各地の建築や人々の暮らしを彩っています。
豪壮かつ優美な「井波彫刻」の粋をぜひご堪能ください。

「井波彫刻 物語を彫る」竹中大工道具館
「井波彫刻 物語を彫る」竹中大工道具館

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