名称:特別展「飛鳥の祝歌 絹谷幸二 展」奈良県立万葉文化館
会期:2023年10月7日(土)〜12月3日(日)
会場:奈良県立万葉文化館
観覧料金:当日一般1200円
休館日:月曜日(10月9日は開館)、10月10日
住所:〒634-0103奈良県高市郡明日香村飛鳥10
TEL:0744-54-1850
URL:奈良県立万葉文化館
絹谷幸二(1943~)は奈良市に生まれ、幼い頃から興福寺や東大寺など歴史的環境に囲まれて育った。東京藝術大学油画科に入学し、同大学院壁画科でアフレスコ技法と出会う。アフレスコ技法習得のためヴェネツィア・アカデミアに留学し、帰国後は独創的なスタイルと精力的な作品制作で、数々の美術賞を受賞。また、東京藝術大学や大阪芸術大学で後進の指導に当たるとともに、若手芸術家を支援する「絹谷幸二賞」の設立や文化庁主催の「子供 夢・アート・アカデミー」など、次代を担う若者たちに創造の喜び、楽しさを伝える活動も精力的に行っている。2021年には文化勲章を受章し、日本の美術界を牽引する存在として活躍し続けている。
本展では、絹谷幸二の作品のなかから、奈良の風景を描いたものや、奈良県内各地の『古事記』の伝承地を訪れて制作された大作群、また、奈良の風土が育んだ仏教思想を題材とした作品など、とくに奈良との深い関わりを示す作品を中心に紹介し、絹谷藝術の本質に迫る。
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