「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ―機械時代のアートとデザイン」ポーラ美術館

「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ―機械時代のアートとデザイン」ポーラ美術館

名称:「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ―機械時代のアートとデザイン」ポーラ美術館
会期:2023年12月16日(土)~2024年5月19日(日)
会場:ポーラ美術館 展示室1,3
開館時間:9:00 〜 17:00
入場料:一般 1800円、65歳以上 1600円、大学生・高校生 1300円、中学生以下 無料、障害者手帳提示と付き添い1名 1000円
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
住所:〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111
URL:ポーラ美術館

《ウォーム歯車機構》 東京大学総合博物館 (インターメディアテク)
《ウォーム歯車機構》 東京大学総合博物館 (インターメディアテク)

1920年代を迎えたフランスの首都パリでは、第一次世界大戦からの復興によって急速に工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。本展覧会は、1920-1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、戦間期という繁栄と閉塞の狭間に、機械や合理性をめぐる人々の価値観は大きく変化していきました。
コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が生活を大きく変えようとする現在において、約100年前の機械と人間との関係は、私たちが未来をどのように生きるかを問いかけてくるでしょう。

空山基《Sexy Robot_Floating》2019年、Courtesy of NANZUKA
空山基《Sexy Robot_Floating》2019年、Courtesy of NANZUKA
ラウル・デュフィ 《パリ》 1937年 ポーラ美術館
ラウル・デュフィ 《パリ》 1937年 ポーラ美術館
ルネ・ラリック 《香水瓶「ジュ・ルヴィアン」》(ウォルト社) 1929年12月2日原型制作、ポーラ美術館/マルク・ラリック 《香水瓶「ジュ・ルヴィアン」》(ウォルト社) 1952年以降、ポーラ美術館
ルネ・ラリック 《香水瓶「ジュ・ルヴィアン」》(ウォルト社) 1929年12月2日原型制作、ポーラ美術館/マルク・ラリック 《香水瓶「ジュ・ルヴィアン」》(ウォルト社) 1952年以降、ポーラ美術館
ブガッティタイプ52(ベイビー)》 1920年代後半―1930年代前半、トヨタ博物館
ブガッティタイプ52(ベイビー)》 1920年代後半―1930年代前半、トヨタ博物館
フェルナン・レジェ 《鏡を持つ女性》 1920年、ポーラ美術館
フェルナン・レジェ 《鏡を持つ女性》 1920年、ポーラ美術館
ロベール・ドローネー 《リズム 螺旋》 1935年
油彩/カンヴァス 300.0×99.5cm 東京国立近代美術館
ロベール・ドローネー 《リズム 螺旋》 1935年 油彩/カンヴァス 300.0×99.5cm 東京国立近代美術館
杉浦非水 《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》 1927年(昭和2)
リトグラフ、オフセット/紙 91.4×62.2cm 愛媛県美術館[展示期間:2023年12月16日ー2024年3月1日]
杉浦非水 《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》 1927年(昭和2) リトグラフ、オフセット/紙 91.4×62.2cm 愛媛県美術館[展示期間:2023年12月16日ー2024年3月1日]
ジャン・ドロワ 《ポスター「PARISー1924 第8回パリ・オリンピック大会」》 1924年
リトグラフ/紙 116.8×78.0cm 京都工芸繊維大学美術工芸資料館[AN.2679ー22]
ジャン・ドロワ 《ポスター「PARISー1924 第8回パリ・オリンピック大会」》 1924年 リトグラフ/紙 116.8×78.0cm 京都工芸繊維大学美術工芸資料館[AN.2679ー22]
ロベール・ボンフィス 《ポスター「PARISー1925 アール・デコ博」》 1925年
リトグラフ/紙 96.9×62.0cm 京都工芸繊維大学美術工芸資料館[AN.2694ー43]
ロベール・ボンフィス 《ポスター「PARISー1925 アール・デコ博」》 1925年 リトグラフ/紙 96.9×62.0cm 京都工芸繊維大学美術工芸資料館[AN.2694ー43]
空山基 《Untitled_Sexy Robot type II foating》 2022年 繊維強化プラスチック、UV硬化樹脂、アクリル、
クローム・スプレー、発光ダイオード、ステンレス 270.0×103.×108.0cm Courtesy of NANZUKA
空山基 《Untitled_Sexy Robot type II foating》 2022年 繊維強化プラスチック、UV硬化樹脂、アクリル、 クローム・スプレー、発光ダイオード、ステンレス 270.0×103.×108.0cm Courtesy of NANZUKA
ラファエル・ローゼンタール「Into Time」シリーズ、展示風景:「Screen Time」Takuro Someya Contemporary
Art、2022年 Photo: Shu Nakagawa ©Rafaël ROZENDAAL
ラファエル・ローゼンタール「Into Time」シリーズ、展示風景:「Screen Time」Takuro Someya Contemporary Art、2022年 Photo: Shu Nakagawa ©Rafaël ROZENDAAL
ムニール・ファトゥミ 《モダン・タイムス、ある機械の歴史》 映像 11mins 2010年
Courtesy of the artist and Art Front Gallery, Tokyo Photo:©mounir fatmi
ムニール・ファトゥミ 《モダン・タイムス、ある機械の歴史》 映像 11mins 2010年 Courtesy of the artist and Art Front Gallery, Tokyo Photo:©mounir fatmi

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