河合悠 「何もない風景」DIGINNER GALLERY WORKSHOP

河合悠 「何もない風景」DIGINNER GALLERY WORKSHOP

名称:河合悠 「何もない風景」DIGINNER GALLERY WORKSHOP
会期:2023年10月7日(土)~2023年10月22日(日)
会場:DIGINNER GALLERY WORKSHOP
開館時間:11:00 〜 19:00 最終日は17:00まで
休館日:10月10日・16日は休廊
入場料:無料
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-11-2
TEL:03-6421-1517
URL:DIGINNER GALLERY WORKSHOP

DIGINNER GALLERYでは二度目となる河合悠の個展を開催します。
蝋燭作家として知られる一方で、本展覧会ではその幅広い芸術表現を披露いたします。これには、漂流物を用いた造形作品、日々のドローイング、身体を介した即興パフォーマンスなどが含まれます。
河合の作品に共通して現れるテーマは「亡び」です。これは、蝋燭作りから派生した概念です。もしくは作家自身がもともと備えていたものに、蝋燭が結びついたに過ぎないのかもしれません。蝋燭は灯すことで完成すると同時に消え去るものです。同様に、海岸で拾われた漂着物には流れ着く前の未知の物語が宿っており、これらの物語は拾った当人の想像力に託されます。物語は受け継がれ、再構築され、そのオブジェ自体の一部となり、また河合のパフォーマンスの要素として機能します。河合の作品を通じて、私たちは儚い存在の一瞬を体験するよう導かれます。
従来のアート作品が永続性を追求するのに対し、河合の制作物は日々の観察とケアを要求します。これは新たな視点を必要とし、植物に水やりをするような感覚に近い気がします。作品は儚さを語る一方で、単に消滅するのではなく、持続的に存在し続け、そのプロセスを私たちに考えさせてくれます。
河合の作品の前に立ち、それらが象徴する繊細な旅路を想像してみてください。それは、常に進化する「亡び」の概念を受け入れることを私たちに促すのです。
期間中はライブパフォーマンスとワークショップを行います。それぞれ予約制となりますので、ご興味ある方は下記の詳細をご確認の上、お申し込みください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る