名称:TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」WHAT MUSEUM
会期:2023年9月30日(土)〜2024年2月25日(日)
会場:WHAT MUSEUM
開館時間:11:00―18:00
料金:一般 ¥1,500
大学生・専門学生 ¥800
中高生 無料
小学生以下 無料
休館日:月曜日 ※月曜祝の場合は開館、翌火曜休館
住所:東京都千代田区外神田6丁目15-14外神田ストークビル
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目6−10 G号
URL:WHAT MUSEUM
本展では、コレクションのきっかけとなったパブロ・ピカソの作品から、イヴ・クラインやゲルハルト・リヒターといった時代を代表する作家や、近年魅力を感じている抽象画の作品を中心に約33点を展示します。また、近代建築の巨匠の一人ル・コルビュジエらがデザインした家具もご紹介し、竹内氏が日頃から家具とともにアート作品を展示して楽しんでいることから、実際に椅子に座りながらアート作品をゆっくり鑑賞する空間も演出しています。さらにピエール・ジャンヌレがデザインした椅子約20脚を使用したインスタレーションでは、その個体がもつ特徴を多角的な視点から堪能することができます。
さらに成長し、変化していくコレクションの現在の姿をご覧いただきつつ、作品の新たな魅力やコレクションすることの楽しみ方を発見する機会になることを願います。
コレクターズノート(一部抜粋)/ 竹内真
僕は、抽象的な作品を見るとき、大凡自分と同じ世界を生きて、かつ似たようなものを見て、聞いているのにも関わらず、その彼らの心のレンズを通した結果、このような作品が生まれるのだろう、と彼らの人生の中で作り上げられた心のレンズが一体どんなものなのかを想像してしまいます。しかし、その想像の中にあるレンズもまた、自分自身が経験したものの中から考え得るレンズでしかないわけで、おそらくその予想は全て外れているのでしょう。もし、今日、誰かと一緒にこの展示を見に来ていたら、その人と同じ作品を見て、作家の心のレンズはどのようなものだと思うのか、話し合ってみてください。結局は、それはお互いの心のレンズを話し合っているようなことでもあり、それはきっと、お互いの仲をさらに深めていくことだと思います。
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