秋季企画展「知られざる南河内-地域に眠る遺跡たち-」大阪府立近つ飛鳥博物館

秋季企画展「知られざる南河内-地域に眠る遺跡たち-」大阪府立近つ飛鳥博物館

名称:秋季企画展「知られざる南河内-地域に眠る遺跡たち-」大阪府立近つ飛鳥博物館
会期:2023年10月14日(土)~12月17日(日)
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般430円[340円]、65歳以上・高校・大学生330円[260円]、
   中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方〔介助者1名含む〕無料
   [ ]内は、20名以上の団体料金
住所:〒585-0001大阪府南河内郡河南町東山299
TEL:0721-93-8321
URL:大阪府立近つ飛鳥博物館

秋季企画展「知られざる南河内-地域に眠る遺跡たち-」大阪府立近つ飛鳥博物館
秋季企画展「知られざる南河内-地域に眠る遺跡たち-」大阪府立近つ飛鳥博物館

大阪府立近つ飛鳥博物館が所在する南河内郡(河南町・太子町・千早赤阪村)は、大阪府の南東部、奈良県に隣接する位置にあります。郡内には最古の官道とされる竹内街道が通る竹内峠、奈良県の御所地域につながる水越峠などがあり、古来より大和へ至る交通の要衝と考えられます。また、隣接する富田林市の一部は石川の流域にあたります。郡内を流れる河川が石川に注ぎ込むことから、石川を利用した河川交通と大和をつなぐ陸上交通の結節点としても、南河内が果たした役割は大きいと考えてよいでしょう。
この地域では、河南町に全国的にも珍しい双円墳の金山古墳、太子町には飛鳥時代の王族たちの眠る磯長谷古墳群、千早赤阪村には鎌倉時代から南北朝時代に活躍した楠木正成の城跡、そして富田林市には全国有数の富田林寺内町など、時代を問わず様々な文化財をみることができます。
今回の企画展では、博物館の所在する南河内郡および富田林市の石川流域に焦点を当て、それらの地域に眠る、知られざる遺跡とそこから出土した考古資料を紹介します。この展示がきっかけとなり、当地域の歴史や文化について興味を持っていただければと思います。

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