「Sence of Blue」釧路市立美術館

西塚栄〈冬の山〉

名称:「Sence of Blue」釧路市立美術館
会期:2023年10月28日(土)~2023年12月10日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
入場料:一般 140円、大学生以下 無料
会場:釧路市立美術館
主催:釧路市立美術館、(一財)釧路市民文化振興財団
共催:北海道新聞釧路支社
協賛:アートギャラリー協力会
協力:FMくしろ
住所:〒085-0836北海道釧路市幣舞町4-28 釧路市生涯学習センター3F
TEL:0154-42-6116
URL:釧路市立美術館

扇谷章二〈室内のある風景〉
扇谷章二〈室内のある風景〉

青という色から何を、もしくはどんな色を想像するでしょうか?晴れ渡った空、深い海の色、もしくは静かな湖面・・・。私たちの身近にありながら、手にすることにできない青に、神秘的なイメージを抱く人もいれば、青い鳥などの幸福や平和の象徴などのイメージを持つ人もいると思います。
一言「青色」といっても、その中には多くの色名を含んでいます。例えば、日本の伝統色の中では、深い色合いの紺青、藍染めの藍色、その中でも特に薄い色は白藍という名称がついています。蓼藍たであいで染めた明るい青緑色の浅黄色は、羽織新撰組のダンダラ模様の羽織の色として使用されたことが有名でしょう。
絵画芸術において色彩は、現実の再現や、人間の内面の感覚的な表現などの役割があります。本展は、芸術家たちが色彩に対してどういった感覚をもっているかに焦点を置いたコレクション展です。とりわけ、広い空と海に囲まれた釧路において表現されることの多い青に注目し、他の文化圏の作家による青の表現などを交えて、色彩の青に対する感覚を紐解きます。

羽生輝 〈碧色(トレドにて)〉
羽生輝 〈碧色(トレドにて)〉
西塚栄〈冬の山〉
西塚栄〈冬の山〉

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