「はしもとみお展 -時を刻むいきものたち-」天童市美術館

「はしもとみお展 -時を刻むいきものたち-」天童市美術館

名称:「はしもとみお展 -時を刻むいきものたち-」天童市美術館
会期:2023年09月30日(土) 〜 2023年11月19日(日)
開館時間:9:30~18:00 (最終入館は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし10月9日は開館、10日休館)
入館料:一般520円(410円) 高大生310円(240円) 小中学生200円(160円)
   ()内は20名以上の団体料金。
   身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳及び療育手帳を提示された方は表示料金の半額。
   (同伴の介護者は無料)
主催:天童市、公益財団法人天童市文化・スポーツ振興事業団
共催:天童市教育委員会
企画:神戸新聞社
特別協力:ヤマト運輸株式会社
住所:〒994-0013山形県天童市老野森1-2-2
TEL:023-654-6300
URL:天童市美術館

はしもとみお(1980~)の作り出す動物たちの彫刻は、ぬくもりや息づかいまでも感じさせます。それは「どこかにいる動物」ではなく、はしもとみおの身近に暮らす動物や、旅先で出会い、ふれあった動物たち1匹1匹の個性や思い出をそのまま再現しているからでしょう。
獣医になりたいと夢見ていた彼女は1995年に阪神・淡路大震災で被災し、動物たちのいる風景が一瞬にして失われるという光景を目の当たりにしました。この体験をきっかけに、たとえ失われた命であってもその輝きを彫刻という形で残したいと考えるようになります。
本展では「時間」をテーマに、モデルの動物たちが生きてきた時間と、はしもとみお本人の過ごしてきた時間とをつなげてその軌跡をたどります。新作を含む彫刻をはじめ、これまでに発表されていない、被災後から美術大学在学中の作品や、作品を制作するまでに丁寧に観察した動物たちのスケッチ、モデルそれぞれの個性を記録したメモなども多数展示します。はしもとみおの作品を通じて、私たち人間とともに生きている動物たちの命を記憶する、形に残すという意味を感じていただける展覧会です。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る