「あそび、たたかうアーティスト 池田龍雄」佐賀県立美術館

「あそび、たたかうアーティスト 池田龍雄」佐賀県立美術館

名称:「あそび、たたかうアーティスト 池田龍雄」佐賀県立美術館
会期:2023年9月6日(水)~2023年10月29日(日)
開館時間:9:30~18:00
休館日:毎週月曜日 ただし9月18日(月・祝)・10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)・10月10日(火)は休館
会場:佐賀県立美術館 2・3・4号展示室
観覧料:一般 1,000円(割引料金 800円)
   ※観覧券は1枚につき一名様、当日限り有効です。(再入場できます)
   ※高校生以下、障害者手帳又は指定難病医療受給者証の所持者とその介助者1名は無料。
   ※割引料金は20名以上の団体、博・美メール会員、学生証(大学・専門学校等)提示の学生、17時以降入場の方に適用。
   ※本展の使用済半券を展覧会受付で御提示いただくと、リピーター割として割引料金(800円)で御覧いただけます。(半券1枚につき一名様有効)
主催:佐賀県立美術館
助成:一般財団法人地域創造、芸術文化振興基金
後援:朝日新聞社、共同通信社佐賀支局、佐賀新聞社、(株)時事通信社 佐賀支局、西日本新聞社、毎日新聞佐賀支局、
   読売新聞西部本社、サガテレビ、NHK佐賀放送局、伊万里ケーブルテレビジョン株式会社、NBCラジオ、
   エフエム佐賀、FBS福岡放送、九州朝日放送、RKB毎日放送、TNCテレビ西日本、テレQ
協力:株式会社佐賀リコピーサービス
住所:〒840-0041佐賀県佐賀市城内1-15-23
TEL:0952-24-3947
URL:佐賀県立美術館

池田龍雄《網元》1953年、東京都現代美術館蔵
池田龍雄《網元》1953年、東京都現代美術館蔵

池田龍雄(1928~2020)は伊万里市二里町に生まれ、92歳で没するまで精力的に創作活動を続け、アートシーンの第一線で活躍しました。池田の約70年にわたる画業を振り返る、故郷佐賀で初めての回顧展を下記のとおり開催します。
池田は15歳で海軍航空隊に入り、特攻隊の訓練中に終戦を迎えました。その後、美術を志し上京した池田は、より実験的で大胆な表現を求めるアヴァンギャルド(前衛)芸術に心ひかれ、画家・岡本太郎をはじめ、文学、音楽、映画等様々な表現者たちと知り合いながら、自身の表現を追求していきました。社会の矛盾や不条理を鋭くかつユーモアたっぷりにあぶり出すペン画シリーズをはじめ、生命や宇宙のイメージを神秘的に描き出した「BRAHMAN(ブラフマン)」、廃材を利用した不思議なかたちのオブジェ(立体作品)など、その作品は実に多彩です。
池田はアーティストとして生きることは「たたかい」―「闘い」であり、同時にアートは「あそび」であると語っています。人の心と精神の自由を形にする「あそび」であるアートを、池田は厳しい生活と表現方法との苦闘の中で生み出していきました。
本展では、戦後、現代の日本の美術界を代表するアーティストの一人として、今なお大きな存在感を放ち続ける池田龍雄の生涯、その「あそび」と「たたかい」の軌跡を御紹介します。

池田龍雄《BRAHMAN 第6章 気跡》1982-83年、山梨県立美術館蔵
池田龍雄《BRAHMAN 第6章 気跡》1982-83年、山梨県立美術館蔵
池田龍雄《絵本『ないたあかおに』挿絵原画》個人蔵
池田龍雄《絵本『ないたあかおに』挿絵原画》個人蔵
池田龍雄《アトラス》1960年、東京都現代美術館
池田龍雄《アトラス》1960年、東京都現代美術館
池田龍雄《腕》1953年、板橋区立美術館蔵
池田龍雄《腕》1953年、板橋区立美術館蔵
池田龍雄《絵本『幼年民話 おばけばなし』表紙原画》伊万里市民図書館蔵
池田龍雄《絵本『幼年民話 おばけばなし』表紙原画》伊万里市民図書館蔵
池田龍雄《絵本『ないたあかおに』挿絵原画》個人蔵
池田龍雄《絵本『ないたあかおに』挿絵原画》個人蔵
池田龍雄《メタモルフォーゼ》1994-1995年、個人蔵
池田龍雄《メタモルフォーゼ》1994-1995年、個人蔵
池田龍雄《ストリッキング》1990 年、佐賀県立美術館蔵
池田龍雄《ストリッキング》1990 年、佐賀県立美術館蔵

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