名称:「初公開の仏教美術―如意輪観音菩薩像・二童子像をむかえて―」半蔵門ミュージアム
会期:2023年11月22日(水)~2024年4月14日(日)
会場:半蔵門ミュージアム
時間:10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日・火曜日 年末年始 12月29日~1月4日
観覧料:無料
住所:〒102-0082東京都千代田区一番町25
TEL:03-3263-1752
URL:半蔵門ミュージアム
2018年に開館した半蔵門ミュージアムでは、地下1階展示室の「祈りの世界」のエリアの中央に運慶作と推定される重要文化財の大日如来坐像を安置するとともに、両界曼荼羅または仏涅槃図、不動明王坐像を展示しています。
この度、京都の醍醐寺から縁あって寄贈され、修復を終えた如意輪観音菩薩像と二童子像を「祈りの世界」の展示空間に迎え、初公開します。
また、重要文化財である大日如来坐像の像内納入品について、X線断層撮影やボアスコープなど科学的調査でえられたデータにもとづき原寸模型を制作しておりました。このほど完成し、こちらもあわせて展示します。
特集展示には初公開の経典・彫刻・絵画を配しました。経典は、大般涅槃経如来性品十四音義や光讃般若経を展示します。また、彫刻は如来立像の残欠とみられる中国の石仏で、北斉時代の製作と考えられるものです。絵画は、倶利伽羅不動明王像、当麻曼荼羅、刀八毘沙門天像、虚空蔵菩薩像などをお披露目します。当麻曼荼羅は下部に中将姫の姿を加えるのが珍しく、8本の刀を手にした刀八毘沙門天像も類例の少ない貴重な作品です。
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