名称:「川上澄生と音楽 声楽家を目指した青春展」鹿沼市立川上澄生美術館
会期:2023年9月9日(土)~12月27日(水)
会 場:鹿沼市立川上澄生美術館 2階展示ホール
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(9/18、10/9は開館)、9/19(火)、10/10(火)、
11/7(火) 、 11/24(金)
入館料:一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金
毎週土曜日は小・中学生無料
毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴のご家族は無料
障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
10/7(土)・10/8(日)は鹿沼秋まつり、10/9(月・祝)は鹿沼市制75周年
記念日、 11/3(金)は文化の日のため無料
住所:〒322-0031栃木県鹿沼市睦町287-14
TEL:0289-62-8272
URL:鹿沼市立川上澄生美術館
1963(昭和38)年、68歳の川上澄生は、「成りそこないの記」と題したエッセイのなかで「私は成りそこなったものが二つある。一つは声楽家で一つは商業美術家である。」と書いています。
その背景には、青山学院高等科在学中に仲間と立ち上げたコーラスグループ「東京パストラール・ソサエティー」での音楽活動があり、学校を卒業後には、その経験を活かし、将来は声楽家になることを考えましたが、父からの反対でその夢が破れてしまったことにあります。
しかし、音楽そのものへの関心が失われることはなく、児童雑誌「赤い鳥」への童謡詩の投稿をきっかけに、次第に北原白秋から評価されるようになり、音楽がやがて詩のリズムへと昇華されていきます。
1921(大正10)年、本格的に木版画の政策を始めるようになってからは、その画面に詩を取り込んだほか、テーマにオペラやセレナーデを取り入れたり、静物画のモティーフそのものに笛や喇叭、アコーディオンなどの多彩な楽器を数多く描くようになりました。そうしたことからも終生音楽を愛していたことがわかります。
本店は、川上澄生の音楽、そして詩の視点から、その創作活動や川上を取り巻く友人たちとの関係に触れ、それらの要素が作品にどのような影響を与えていたのかを紹介するものです。
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