名称:「決定版! 女性画家たちの大阪」大阪中之島美術館
会期:2023年12月23日(土)~2024年2月25日(日)
前期:12月23日(土)~2024年1月21日(日)
後期:2024年1月23日(火)~2月25日(日)
会場:大阪中之島美術館
展示室:4階展示室
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、2023年12月31日、2024年1月1日
※ただし2024年1月8日、2月12日は開館
観覧料:一般 1,800円(1,600円)
高大生 1,000円(800円)
ペア券 3,000円(前売期間のみ販売)
※中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)来館当日、2階チケットカウンターにて提示してください
※前売券は2023年10月7日(土)10:00~12月22日(金)まで販売
住所: 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550
URL: 大阪中之島美術館
約百年前の大阪では多くの女性日本画家が活躍しました。大正元年(1912)に島成園(しませいえん)が20歳で文展に入選すると、その成功に触発された木谷千種(きたにちぐさ)や生田花朝(いくたかちょう)なども官展に入選を重ねます。
また、美人画や歴史風俗画に加えて、江戸時代から大阪に興隆した南画(文人画)の分野においても、河邊青蘭(かわべせいらん)や融紅鸞(とおるこうらん)などが実力を発揮しました。成功を収めた女性画家は、自らの画業を追求するにとどまらず、後進の女性を育成するため画塾を開きます。門下生たちも師に続いて公募展や塾展に挑み、大阪の女性画家の裾野はさらに広がりました。
当時の美術界は、東京と京都がその中枢を担い、制作者は男性が大多数を占めていましたが、女性日本画家の活躍において大阪は他都市と肩を並べており、その存在は近代大阪の文化における大きな特色のひとつとなりました。
本展では、「島成園と浪華の女性画家」展(2006年)の開催を端緒とする調査研究に、近年の新たな成果を加えて、全国的にも注目を集めた50名を超える近代大阪の女性日本画家の活動を約150点の作品と関連資料で紹介します。お稽古事や趣味にとどまらず、画家として社会的な成功を夢見た女性たちを育んだ、大阪という都市の文化的な土壌についても考える機会とします。
関連イベント
落語会 開幕記念「桂三扇・露の紫 女性噺家の落語会」
開催日時 2023年12月23日(土) 14:00 – 15:15(開場 13:30)
演者 桂三扇、露の紫
会場 大阪中之島美術館 1階ホール
参加費 一般 2600円、高大生 1800円、小中生 1000円(いずれも税込)
*本展観覧券とセットでの料金です。
*上限に達し次第、販売終了
申込方法 チケットぴあ(Pコード 521-184)で販売中
協力 公益社団法人 上方落語協会
切り絵ワークショップ
開催日時 2024年1月6日(土) ①11:00 – ②14:00 –
講師 下村優介(切り絵作家)
会場 大阪中之島美術館 1階ワークショップルーム
定員 各回10名 小学生以上対象
小学校低学年は保護者同伴必須。保護者同伴は1名まで。
参加費 無料 *本展覧会観覧券(利用後の半券可)が必要です。当日、ご提示願います。*先着順・事前申込
申込 後日、申込フォームを公開いたします。
講演会「描かれたキモノ ―女性画家たちがみた大阪の〈最先端〉ファッション―」
開催日時 2024年1月13日(土) 14:00 – 15:30(開場 13:30)
登壇者 中野朋子(大阪歴史博物館 主任学芸員)
会場 大阪中之島美術館 1階ホール
定員 150名
参加費 無料
*本展覧会観覧券(利用後の半券可)が必要です。当日、ご提示願います。*事前申込不要
講演会「女性が絵を描くということ ―百年前の大阪を追想して」
開催日時 2024年2月18日(日) 14:00 – 15:30(開場 13:30)
登壇者 小川知子(大阪中之島美術館 研究副主幹)
会場 大阪中之島美術館 1階ホール
定員 150名
参加費 無料
*本展覧会観覧券(利用後の半券可)が必要です。当日、ご提示願います。*事前申込不要
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