「青山真治クロニクルズ展」北九州市立美術館 分館

「青山真治クロニクルズ展」北九州市立美術館 分館

名称:「青山真治クロニクルズ展」北九州市立美術館 分館
会期:2023年12月2日(土)〜12月17日(日) 
会場:北九州市立美術館分館
観覧料金:当日一般1,300円ほか
休館日:会期中無休
住所:〒803-0812福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階
TEL:TEL:093-562-3215 FAX:093-562-3306
URL:北九州市立美術館 分館

「青山真治クロニクルズ展」北九州市立美術館 分館
「青山真治クロニクルズ展」北九州市立美術館 分館

カンヌ国際映画祭をはじめ、国内外で高い評価を受けながら、昨年3月に57歳の若さで逝去した北九州市門司区出身の映画監督・青山真治の映画関連資料を集めた展覧会。青山がメガホンを取った数々の作品の脚本、デザイン画、美術や衣装。そして映画制作の過程を垣間見ることのできる様々な資料を通して青山映画の世界観を紐解く。
青山真治が監督として手がけた作品は長編・短編を含めて約50本にも及び、映画の脚本や小説、批評、プロデュースなど、映画界で多くの足跡を残しただけでなく、映画人としての領域を超えて、音楽家や小説家、舞台演出家としても多様な活動を展開した。
その中で宮﨑あおい、菅田将暉、甫木元空(Bialystocks)など、才能ある人材の発掘に貢献したことでも知られている。
会場では『EUREKA ユリイカ』(2000年)や『サッド ヴァケイション』(2007年)、『東京公園』(2011年)、『共喰い』(2013年)など青山の代表作から完成に至らなかった未公開作まで数々の作品に関連する脚本や美術デザイナー清水剛によるデザイン原画、実際に撮影で使用された衣装、宣伝ポスターやスチール写真など貴重な資料を一堂に紹介し、今もなお世界に影響を与え続ける青山映画が生み出された背景に迫る。
また貴重なメイキング映像の上映や没後に発見された作品資料を展示するほか、青山作品についてゲストを招いた解説・トークイベントを開催し、多方向から映画の世界観を体感できる展示となっている。
同時開催となる「第6回 北九州市民映画祭」は「青山真治監督特集」と銘打ち、青山の代表作をはじめ、『高塔山ジャム2011』(2011年)、『赤ずきん』(2008年)、『FUGAKU』3部作(2013~2015年)などビデオ化されておらず滅多に鑑賞する事の出来ない貴重な作品まで、厳選した特集上映を行う。上映の前後には、映画プロデューサーや監督と交流のあったゲストによる日替わりのトークショーも開催予定。

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