安倍安人 「焼く備前−語りかける桃山茶陶・備前−」加島美術

安倍安人 「焼く備前−語りかける桃山茶陶・備前−」加島美術

名称:安倍安人 「焼く備前−語りかける桃山茶陶・備前−」加島美術
会期:2023年12月2日(土)〜2023年12月10日(日)
会場:加島美術
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:会期中無休
入場料:無料
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2
TEL:03-3276-0700
URL:加島美術

彩色備前水指・替蓋付 / 20×20×20㎝
彩色備前水指・替蓋付 / 20×20×20㎝

加島美術(東京・京橋)では、2023年12月2日(土)から12月10日(日)にかけて、安倍安人展「焼く備前−語りかける桃山茶陶・備前−」を開催いたします。本展では安倍安人の真骨頂とも言うべき「彩色備前」をはじめ、奥深く古典的な備前焼、油彩画まで、安人の多彩な表現をお楽しみいただけます。
備前焼の巨匠・安倍安人は1959(昭和34)年、昭和を代表する洋画家・宮本三郎に師事し、作家の道に入りました。個展を開催するなど精力的に活動を行うなか、1972(昭和47)年34歳の時に陶芸の道に入り、以降新たな表現を模索し始めます。
安人の桃山時代の茶陶に対する探究心と作陶技術の追求は、単なる古典の継承にとどまらず、備前焼の新たな可能性を導き出しました。赤・青・黄・緑と豊かな色彩が施された安倍安人の代表的シリーズ「彩色備前」は、安人が「三点展開」と「焼おとし」と呼ぶ独自の技法によって、生み出されています。桃山茶陶を現代陶芸へと昇華した安人の作品は、国内外でも高く評価され、アメリカのメトロポリタン美術館や台湾国立故宮博物院にも収蔵されています。
本展ではこの「彩色備前」に加え古典的な備前焼、そして創作の起点である油彩画作品など、約50点を出展。安倍安人が築きあげた、時代を超えた豊かな表現をご堪能ください。

彩色備前花入 / 26×13.5×13.5㎝
彩色備前花入 / 26×13.5×13.5㎝

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