「癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―」山種美術館

千住博《光》1989(平成元)年 紙本金地・彩色 山種美術館

名称:「癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―」山種美術館
会期:2023年12月2日(土)~2024年2月4日(日)
会場:山種美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   12月29日~1月2日、1月9日は休館
   1月8日は開館
入場料:一般 1400円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料
住所:〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:山種美術館

「癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―」山種美術館
「癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―」山種美術館

-心が温かく、優しい気持ちになれる日本美術で、癒しのひとときを
日常が大きく揺らぎ、不安定な世界情勢が続く今、「マインドフルネス」、「ウェルビーイング」、「チル」といった心の動きを意識する言葉が時代のキーワードとなっています。その背景として、自分自身の内面と向き合い、心を癒やすことが求められているといえるでしょう。このたび山種美術館では、日本美術の鑑賞を通して、心が癒やされる展覧会を開催します。
伊藤若冲や長沢芦雪が描いたゆるくてかわいい姿。ユーモアあふれる作品に、自然と笑みがこぼれます。また、愛らしい動物や子どもを描いた作品からは、対象をいとおしむ画家の愛情が伝わってきて、見た目のかわいらしさに心が和らぐとともに、温かな気持ちになります。
そして、優しく包み込まれるような自然を描いた川合玉堂の作品や、心地よい音を想像させる上村松園の作品を前にすれば、気持ちがリラックス。さらに、作品の制作が画家自身の心を癒やすことになった例もご紹介します。
心が安らぐ日本美術が並んだ、心地よい展示室で、癒やされるひとときをお過ごしください。

小出楢重 《子供立像》
小出楢重 《子供立像》
上村松園 《杜鵑を聴く》
上村松園 《杜鵑を聴く》
長沢芦雪 《七福神図》 個人蔵
長沢芦雪 《七福神図》 個人蔵
伊藤若冲《布袋図》個人蔵
伊藤若冲《布袋図》個人蔵
奥村土牛 《兎》
奥村土牛 《兎》
長沢芦雪 《菊花子犬図》個人蔵
長沢芦雪 《菊花子犬図》個人蔵
伊藤若冲 《伏見人形図》
伊藤若冲 《伏見人形図》
山本丘人《風景》1959(昭和34)年 紙本・彩色 山種美術館
山本丘人《風景》1959(昭和34)年 紙本・彩色 山種美術館
小茂田青樹《愛児座像》1931(昭和6)年 紙本・彩色 山種美術館
小茂田青樹《愛児座像》1931(昭和6)年 紙本・彩色 山種美術館
奥村土牛《枇杷と少女》1930(昭和5)年 絹本・彩色 山種美術館
奥村土牛《枇杷と少女》1930(昭和5)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《山雨一過》1943(昭和18)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《山雨一過》1943(昭和18)年 絹本・彩色 山種美術館
奥村土牛《浄心》1957(昭和32)年 紙本・彩色 山種美術館
奥村土牛《浄心》1957(昭和32)年 紙本・彩色 山種美術館
山口華楊《生》1973(昭和48)年 紙本・彩色 山種美術館
山口華楊《生》1973(昭和48)年 紙本・彩色 山種美術館
千住博《光》1989(平成元)年 紙本金地・彩色 山種美術館
千住博《光》1989(平成元)年 紙本金地・彩色 山種美術館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る