名称:テーマ展「親の心、子知らずー佐賀先人 たちの手紙ー」佐賀県立博物館・美術館
会期:2023年12月1日(金曜日)~令和6年2月11日(日曜日)
※毎週月曜日は休館(祝日の場合は翌日)。年末年始(12月 29日(金曜日)~1月1日(月曜日))は休館。
開館時間:9時30分~18時
会場:佐賀県立博物館3号展示室(一部)
観覧料:無料
住所:〒840-0041佐賀県佐賀市城内1-15-23
TEL:0952-24-3947
URL:佐賀県立博物館・佐賀県立美術館
佐賀県立博物館では、私信を通じて古文書を読み解く楽しさを感じていただくために、テーマ展「親の心、子知らず―佐賀先人たちの手紙―」を下記のとおり開催します。
幕末の名君、佐賀藩10代藩主の鍋島直正は、他家へ嫁いだ娘貢(みつ)姫(ひめ)に宛ててしばしば手紙を送りました。その手紙には「爺(じい)がいらぬこと」「決して腹など立てられぬように」などと記され、娘の機嫌を損ねないか気にしつつも、心配でつい口を出さずにはいられない父親の姿を垣間見せています。「親の心、子知らず」とでもいうべき直正の親心をそこに見ることができます。
源義経の従者 武蔵坊弁慶は、「親の心、子知らずと申して、人の心は知り難し」(『義経記』)と述べていますが、これらの手紙から、わかりにくい人の心の一面を知ることができます。
個人的な手紙(私信)には、公文書には表れてこない書き手(発信者)の生の声が綴られており、歴史上に名の残る人物でも、その私信を読むと、人生の時々で様々な想いを抱いていたことがうかがえます。
本展では、鍋島直正や豊臣秀吉など佐賀にゆかりのある人物が、親や子、夫婦や友人に宛てて書いた私信を紹介する他、身近な一般の人々の私信も紹介します。ぜひ、皆様の御来館お待ちしています。
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