名称:「もりおか古文書学演習 -古文書が語る盛岡南部家の歴史-」もりおか歴史文化館
会期:2023年12月9日(土)〜2024年2月19日(月)
開館時間:9:00 〜 18:00
休館日:12月19日、31日、1月1日、1月16日は休館
12月20日・21日は閉室
入場料:一般 300円、高校生 200円、中学生・小学生 100円、障害者手帳提示と付き添い1名・盛岡市在住の65歳以上 無料
会場:もりおか歴史文化館 2階企画展示室
住所:〒020-0023 岩手県盛岡市内丸1番50号
TEL:019-681-2100
URL:もりおか歴史文化館
「古文書」は歴史を知るための情報の宝庫です。それは文字(くずし字)を解読して読みとれる内容だけでなく、どのような様式や形態で作成されているかといった、文字以外の情報も含みます。日本では古くから、文書を作成する際、使う紙、文字の書き方、署名の仕方、日付・宛名の書き方などを、相手や内容によって変えるといったルールが存在していました。しかもそのルールは、時代の変遷や地域の相違によって、さらに複雑になっていきます。しかしこのルールを理解しておくと、文字から読み取れる内容だけでは見えてこない、「古文書」の別の一面を知ることができます。つまり、たとえ文字が読めなかったとしても、その様式や形態に着目することによって、「古文書」が語る歴史の一端に触れることができるということです。この「古文書」のもつ複雑な性質を理解し、「古文書」に関する知識を整理するところの学問が「古文書学」です。「古文書学」は、これを学ぶことによって「古文書」の史料的価値を明確にできることから、日本史の研究上で最も重要な武器とも言われています。本展では、盛岡南部家に伝来した「古文書」の歴史的意義について、改めて「古文書学」的な観点から迫ってみたいと思います。現在でも手紙を書くとき、さまざまなルールや作法に頭を悩ませることも多いかと思いますが、本展を通じてその伝統の意義を知っていただくとともに、「古文書」の持つさらなる魅力に気づいていただけたら幸いです。使って簡略に表現された民間仏は、日常のささやかな祈りの対象として大切にされてきました。
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