企画展「まなざしのゆくえ -その先にある“何か”-」中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館

企画展「まなざしのゆくえ -その先にある“何か”-」中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館

名称:企画展「まなざしのゆくえ -その先にある“何か”-」中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館
会期:2023年10月7日(土曜日)~2024年1月8日(月曜日・成人の日)
主催:中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(令和5年12月30日~令和6年1月4日)
時間:午前10時30分~午後6時30分(入館は午後6時15分まで)
観覧料:無料
住所:〒070-0875北海道旭川市春光五条7
TEL:0166-46-6277
URL:中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館

第43回中原悌二郎賞受賞作品である中谷ミチコさんの「デコボコの舟」は、「協働と拒絶を繰り返しながら何かから逃げている人たち」がモチーフとされています。作品に表現された人たちは、その「何か」を見ているのか、それとも敢えてその「何か」からは目を背け別の「何か」を見ようとしているのか、後ろを振り返っていたり、上を向いていたり、相手を見つめていたり、そのまなざしの行方は様々です。
旭川市彫刻美術館が所蔵する彫刻作品をはじめ、人物や動物を描いた平面作品においても、視線の表現は何かを訴えかけたり、作家が見つめたであろうモデルの人となりや境遇をも感じさせる力を持っています。また、瞳の表現はわずかでも、そこに秘められた意思や視線の先にあるものに対する想いは、観る者を作品の世界に惹きつける魅力となって表れます。
本展では、当館の収蔵作品の中から、作家が見つめたであろうモデルたち、身を潜めて獲物に近づく猫、子を抱きしめる母を表現したものなど、まなざしに魅力を持った作品を紹介します。

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