名称:「金屏風の祭典 ―黄金の世界へようこそ―」岡田美術館
会期:2023年12月17日(日)〜2024年6月2日(日)
会場:岡田美術館
観覧料金:当日一般2,800円
休館日:12月31日、1月1日
住所:〒250-0406神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
TEL:0460-87-393
URL:岡田美術館
輝く黄金で画面を装った金屏風は、空間を晴れやかに演出する調度品である。国内で幅広く使われるだけでなく、室町時代から幕末に至るまで「日本美術の花形」として諸外国の王に進呈され、明治以降は展覧会出品作の一形式としても発展した。
本展では、2019年に好評を博した「金屏風展―狩野派・長谷川派・琳派など―」と趣向を変え、装いも新たに「黄金の世界」へいざなう。最初の「金雲の間」では、狩野派が得意とした力強い金雲や、大和絵風の雅やかな金雲など、さまざまな金色の雲が巡り、続く「金銀の間」では、銀箔や銀砂子が組み合わされた金屏風が、落ち着いた雰囲気を作り出す。一転、「金地の間」では、金箔におおわれた総金地の屏風が光沢を放ち、「光琳風」や「近代の屏風」のコーナーへと展開。そして本展の最後に、金屏風の伝統を現代につなぐ日本画家・福井江太郎氏(1969~)によるライブペインティングの作品も披露目する。
同館の収蔵品約30件が立ち並ぶ「金屏風の祭典」が存分に楽しめる。
※会期中展示替えあり
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。