「日本出版美術家連盟75年の軌跡」O美術館

名称:「日本出版美術家連盟75年の軌跡」O美術館
会期:2024年1月27日(土)〜2024年2月14日(水)
会場:O美術館
開館時間:11:00 〜 18:30 最終日は16:00まで
休館日:木曜日 木曜日が祝日の場合はその翌日休館
   年末年始休館
入場料:無料
住所:〒141-0032 東京都品川区大崎1-6-2大崎ニューシティ2号館2階
URL:O美術館 

一般社団法人日本出版美術家連盟(以下 JPAL)は、創立75周年を記念し『日本出版美術家連盟75年の軌跡』展覧会を開催いたします。
JPALは、出版美術の地位向上著作権の啓蒙活動、絵画展などを開催し、発表の場の提供と美術の普及、向上に努め活動する挿絵画家、イラストレーターが所属する『日本でもっとも古い商業美術家の職能団体』です。
新聞小説が娯楽の王様だった頃、美人画挿絵で一世を風靡した岩田専太郎が、1948年に当時の人気作家達と一緒に団体を立ち上げました。
綺羅星のように活躍した先達も長い間には多数鬼籍に入り、出版の世界もさま変わりました。イラストレーションの表現も役割も変化してきましたが、描き手としての真剣な取り組み方や、お互いに切磋琢磨する姿勢などは設立当初より継承し、毎年の展覧会(JPAL展)などを通して発表し続けております。
JPAL作家たちの作品展示に加え、広い会場で多様な作家達のバリエーション豊かな作品をお楽しみいただけるよう工夫を凝らした展覧会です。鋭い感受性と深い観察眼で小説の世界観を鮮やかに描き新聞小説や文芸雑誌で一世を風靡した濱野彰親や、空想科学イラストやプラモデル箱絵の第一人者小松崎茂、ビバリーヒルズに暮らしてアメリカのグラフ誌を席巻した長岡秀星、流麗な小説挿絵で活躍した堂昌一など、物故会員の作品もご覧いただけます。
会期中、併設の特設コーナーでは様々なワークショップ・講演会を予定しています。
東京大学大学院 出口智行准教授による挿絵画家の著作権に関する講演会や、3Dソフトによるイラスト制作のデモンストレーション、誰でも参加できるミニデッサン会など、様々なイベントを予定しています。

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