名称:「高野山寺領の村」和歌山県立博物館
会期:2023年12月16日(土)〜2024年2月12日(月)
会場:和歌山県立博物館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
12月29日~1月3日、1月9日は休館
1月8日、2月12日は開館
入場料:一般 280円、大学生 170円、高校生以下・65歳以上・障がい者手帳提示 無料
住所:〒640-8137和歌山県和歌山市吹上1-4-14
TEL:073-436-8670
URL:和歌山県立博物館
天正13年(1585)羽柴(はしば)(豊臣(とよとみ))秀吉(ひでよし)の紀州攻めによって、根来寺(ねごろでら)・粉河寺(こかわでら)、太田城(雑賀衆(いかしゅう))が攻め落とされるなか、高野山は木食応其(もくじきおうご)の仲介で降伏し、焼き討ちを免れました。天正19年検地が完了し、高野山の麓(ふもと)(伊都郡・那賀郡の紀の川以南に位置する、中世以来の高野山の領地)は、高野山寺領として認められました。
元和5年(1619)徳川頼宣(とくがわよりのぶ)が紀伊藩主となり、紀伊国の大部分は紀伊徳川氏の領地(紀伊藩領)となりますが、それに含まれなかった高野山麓に所在した高野山寺領は明治2年(1869)まで存続しました。
この企画展では、近世高野山寺領の成立に深く関わった木食応其を紹介するとともに、高野山麓に所在した寺領の村々で花開いた芸能や人々の暮らしを紹介します。
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