特別展「法然と極楽浄土」九州国立博物館

仏涅槃像 江戸時代・17世紀 香川・法然寺蔵 ※本展では、涅槃像と群像の一部を展示します。

名称:特別展「法然と極楽浄土」九州国立博物館
会期:2025年10月7日(火)~2025年11月30日(日)
※会期中、一部作品の展示替えあり
会場:九州国立博物館
観覧料* 未定
住所:〒818-0118福岡県太宰府市石坂4-7-2
TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)
URL:九州国立博物館

法然上人像(隆信御影) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
法然上人像(隆信御影) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵

平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(ぜんどう、613~681)の教えに接した法然(法然房源空 ほうねんぼうげんくう 1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。
本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどるものです。
困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然と門弟たちの生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財にふれることのできる貴重な機会です。

重要文化財 法然上人坐像 鎌倉時代・14世紀 奈良・當麻寺奥院蔵(画像提供:奈良国立博物館)
重要文化財 法然上人坐像 鎌倉時代・14世紀 奈良・當麻寺奥院蔵(画像提供:奈良国立博物館)
国宝 法然上人絵伝 巻第6(部分) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
国宝 法然上人絵伝 巻第6(部分) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
国宝 法然上人絵伝 巻第37(部分、左) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
国宝 法然上人絵伝 巻第37(部分、左) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
国宝 法然上人絵伝 巻第37(部分、右) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
国宝 法然上人絵伝 巻第37(部分、右) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
重要文化財 選択本願念仏集(帖首) 鎌倉時代・12~13世紀 京都・廬山寺蔵
重要文化財 選択本願念仏集(帖首) 鎌倉時代・12~13世紀 京都・廬山寺蔵
国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
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国宝 山越阿弥陀図 鎌倉時代・13世紀 京都・永観堂禅林寺蔵
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重要文化財 阿弥陀如来立像 鎌倉時代・建暦2年(1212) 浄土宗蔵
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国宝 綴織當麻曼陀羅(部分) 中国・唐または奈良時代・8世紀 奈良・當麻寺蔵(画像提供:奈良国立博物館)
国宝 綴織當麻曼陀羅(部分) 中国・唐または奈良時代・8世紀 奈良・當麻寺蔵(画像提供:奈良国立博物館)
重要文化財 蒔絵厨子入阿弥陀三尊立像 (阿弥陀三尊立像)鎌倉時代・13世紀 (蒔絵厨子)室町時代・16世紀 京都・報恩寺蔵
重要文化財 蒔絵厨子入阿弥陀三尊立像 (阿弥陀三尊立像)鎌倉時代・13世紀 (蒔絵厨子)室町時代・16世紀 京都・報恩寺蔵
重要文化財 源空証空等自筆消息 鎌倉時代・13世紀 奈良・興善寺蔵
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重要文化財 大蔵経 宋版(帖末) 中国 宋時代・12世紀 東京・増上寺蔵
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重要文化財 大蔵経 高麗版 朝鮮 朝鮮時代・1458年 東京・増上寺蔵
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五百羅漢図 第24幅 六道 地獄 狩野一信筆 江戸時代・19世紀 東京・増上寺蔵
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重要文化財 大蔵経 元版(帖末) 中国 元時代・13世紀 東京・増上寺蔵
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