山縣瑠衣 + 苅部太郎 「暗箱間航行術 Inter Black Box Navigation/ Measure, Draw, Map, Code」229 GALLERY
名称:山縣瑠衣 + 苅部太郎 「暗箱間航行術 Inter Black Box Navigation/ Measure, Draw, Map, Code」229 GALLERY
会期:2024年1月13日(土)〜2024年2月12日(月)
開館時間:12:00 〜 20:00 最終日は17:00まで
オープニングパーティー:2024年1月13日(土) 19:00 から 23:00 まで
入場料:無料
会場:229 GALLERY
住所:〒110-0016 東京都台東区台東4-24-2 B1F
TEL:03-3265-7061
URL:229 GALLERY
このたび弊ギャラリーにて、山縣瑠衣、苅部太郎による二人展「「暗箱間航行術 Inter Black Box Navigation/ Measure, Draw, Map, Code」」を、1月13日(土)より開催します。
本展示は、現代の絵画と写真の背後でうごめく、ブラックボックスと化したカオスな情報技術の問題を取り扱っています。画家の山縣は、地図表現と衛星画像を用いて、身体の認識に焦点を当てた作品を提示します。一方、写真家の苅部は機械学習されたAIを騙し、意味の読み取りを失敗させることで生じる画像によって新たな風景を作り出します。
二人が出発点とするのは、17世紀に登場したカメラ・オブスクラ(暗箱)です。この装置は遠近法の確立に大きな役割を果たし、以後の芸術家たちは、事物を“ありのまま” に捉えることができるようになりました。
しかし、画像認識や生成AIのなかで生きる現代の私たちにとって、技術は現実を忠実にうつす道具ではありません。むしろ、技術は私たちの手を離れ、独自の生命を持っているように思われます。
こうした技術の領域のただなかを、山縣と苅部は軽やかに航行します。
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