名称:企画展「剣崎長瀞西遺跡を考えるI-積石塚を含む5世紀の古墳群-」高崎市観音塚考古資料館
会期:2023年11月18日~2月25日
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(2月12日は開館し、2月13日を休館)
入館料:一般100円、高・大学生80円 *65歳以上あるいは中学生以下の方は無料
住所:〒370-0884群馬県高崎市八幡町800-144
TEL:027-343-2256
URL:高崎市観音塚考古資料館
高崎市剣崎町の剣崎長瀞西遺跡は、縄文時代から古墳時代にかけての複合遺跡です。主な遺構には、竪穴建物、土壙、埋甕炉、帆立貝形古墳、円墳、積石塚などがあります。
今年度の企画展では、これらの遺構のうち、剣崎長瀞西古墳を中心とした古墳群(帆立貝形古墳、円墳、積石塚など)について詳しく紹介します。
特に注目されるのは、渡来人の墓と考えられる積石塚です。遺跡からは「金銅製垂飾付耳飾り」「環板轡(馬具)」など、朝鮮半島の文化と関連する遺物も出土しています。
剣崎長瀞西遺跡とその古墳群のあり方は、この地域の当時の社会構造や渡来人について、貴重な情報を提供しているといえます。
5世紀の古墳時代、地方豪族の地域経営について、考古学の視点から迫ろうとする展示です。
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