コレクション展「かさねのガラス」 富山市ガラス美術館

名称:コレクション展「かさねのガラス」 富山市ガラス美術館
会期:2023年12月9日(土)~2024年6月2日(日)
会場:展示室4・透ける収蔵庫(4階)
開場時間:午前9時30分~午後6時
   (金・土曜日は午後8時まで。入場は閉館の30分前まで)
閉場日:第1・第3水曜日(ただし、1月3日、3月20日、5月1日は開場)
   年末年始(12月29日(金)~1月1日(月)まで)
   1月10日、3月27日、5月8日
住所:〒930-0062富山県富山市西町5-1
TEL:076-461-3100
URL:富山市ガラス美術館

渡辺知恵美《清流の燈》 2018年 撮影:末正真礼生
渡辺知恵美《清流の燈》 2018年 撮影:末正真礼生

今回のコレクション展では「重ねる」をキーワードに、当館の所蔵作品をご紹介します。薄い板ガラスを何枚も集積させる、複数の色のガラスを被(き)せる、重ね合わせたガラスを削り出して形作る…など、ガラスの作品には重ねるからこそ得られる様々な表情が見られます。これらの作品では、下の層の色や模様が透過することによる独特の立体感や、複雑な光の反射・屈折による視覚的効果といった特徴的な様相を見ることができます。重ねるという行為は、ガラスの特性を最大限に生かすことのできる手法のひとつと言ってもよいでしょう。本展示を通して、重ねることで生み出される、ガラスの多彩な表情をご覧いただければ幸いです。

ボフミール・エリアッシュ《マイクロワールドⅡ》 2003年 
撮影:末正真礼生
ボフミール・エリアッシュ《マイクロワールドⅡ》 2003年  撮影:末正真礼生
ボフミール・エリアッシュ《顕現》 2004年 撮影:末正真礼生
ボフミール・エリアッシュ《顕現》 2004年 撮影:末正真礼生
ハーヴェイ・K・リトルトン《黄色の冠Ⅱ》 1984年 
撮影:斎城卓
ハーヴェイ・K・リトルトン《黄色の冠Ⅱ》 1984年  撮影:斎城卓
ハーヴェイ・K・リトルトン《内包された運動》 1988年 撮影:斎城卓
ハーヴェイ・K・リトルトン《内包された運動》 1988年 撮影:斎城卓
トマーシュ・フラヴィチカ《スペシャリスト》 2004年 撮影:末正真礼生
トマーシュ・フラヴィチカ《スペシャリスト》 2004年 撮影:末正真礼生
家住利男《P.041199》 1999年 撮影:末正真礼生
家住利男《P.041199》 1999年 撮影:末正真礼生
生田丹代子《揺 - 40》 1991年 撮影:斎城卓
生田丹代子《揺 – 40》 1991年 撮影:斎城卓
小島有香子《Layers of Light -Night-》 2011年 撮影:末正真礼生
小島有香子《Layers of Light -Night-》 2011年 撮影:末正真礼生

画像は全て富山市ガラス美術館所蔵

出品作家
渡辺知恵美、ヤロスラフ・シャーラ、ボフミール・エリアッシュ、パヴェル・ムルクス、
ハーヴェイ・K・リトルトン、木越あい、中村敏康、小林貢、トマーシュ・フラヴィチカ、塚田美登里、
ヴァーツラフ・ツィグレル、小島有香子、家住利男、生田丹代子(順不同)

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