「陶磁器『神秘なる白と黒』絵画『懐かしの景色を訪ねて』」三木美術館

「陶磁器『神秘なる白と黒』絵画『懐かしの景色を訪ねて』」三木美術館

名称:「陶磁器『神秘なる白と黒』絵画『懐かしの景色を訪ねて』」三木美術館
会期:2024年2月29日(木)〜5月25日(土)
会場:三木美術館
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
料金:一般(高校生以上)500円、LINEおともだち料金300円、中学生以下無料
休館日:月、火曜日(祝祭日は開館)※5月1日(水)は臨時休館
住所:〒670-0012兵庫県姫路市本町241
TEL:079-284-8413
URL:三木美術館

陶磁器の企画展として、白と黒という色に注目した展覧会を行います。彩色をしない、ごまかしの効かないやきものが白磁です。白磁からは凛とした澄んだ音色が聞こえてくるようなシャープさがあります。また、同じ白いやきものでも、志野や萩の白はぼってりと釉薬がかかり温かみのある風合いをしています。 それとは対照的な黒のやきもの。桃山時代に主に茶道で黒い茶碗が珍重され、天目や楽など様々な黒いやきものが日本で発展してきました。板谷波山の香炉、楽長入や了入などの楽焼、清水卯一の天目茶碗など、近代作家たちの手がける作品より、皆様をモノトーンの神秘的な世界に誘います。
絵画では、懐かしさを感じる景色が描かれた作品を集めた展覧会を開催します。小山敬三の《白鷺城》は、この姫路市のシンボルともいえる姫路城を正面にとらえた堂々とした作品です。川合玉堂の《渡頭春色》は、多摩川の長閑な、どこか懐かしい風景が拡がります。他、平山郁夫や山下清なども展示。この展覧会をご覧いただいて、旅行や帰省で訪れた風景、昔見た風景などを思い出しノスタルジーに浸っていただければと思います。

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