名称:中村太一 「ROADS NOT ON THE MAP」CAVE-AYUMIGALLERY
会期:2024年1月20日(土)〜2024年2月25日(日)
会場:CAVE-AYUMIGALLERY
開館時間:12:00 〜 19:00
休館日:水曜日、木曜日
オープニングパーティー:2024年1月19日(金) 18:00 から 20:00 まで
入場料:無料
住所:〒162-0805 東京都新宿区矢来町114 高橋ビルB2
URL:CAVE-AYUMIGALLERY
CAVE-AYUMI GALLERYでは2024年1月20日より2月25日まで、中村太一の個展『ROADS NOT ON THE MAP』を開催いたします。弊廊では、2017年『Under the sky of nowhere』、 2020年『IPIRIA』、 2021年『Small Works』に続く、約2年ぶりの4回目の個展となり、新作の油彩と水彩による絵画作品を展示いたします。
中村はこれまで、様々な素材や手法を用いて、生き生きとしたブラッシュストロークや滲み、暗闇から光が差すような色彩などが特徴的な絵画を制作をしてきました。中村の作品にはつねに「ここでありながらここではない」どこか遠くへのまなざしがあります。幼い頃から絵を描き、青年期に風景画を描き始め、アーティストとして活動を重ねる中でそのまなざしはより色濃く反映されるようになりました。それは『Under the sky of nowhere』(『どこかの空の下』)や、遠い異国の地を旅した経験をテーマに精霊をモチーフとした『IPIRIA』展などのタイトルにも表現されています。そして本展では『ROADS NOT ON THE MAP』(『地図にない道』)を描きます。
中村は本展に「『地図にない道を歩いてみようよ』というささやかなメッセージも込めている」と語ります。誰もがスマートフォンで地図を見る時代において、「地図にない道」を探すことはむしろ難しいと言えるのではないでしょうか。「道」は中村の詩的な感性と人生の「道」であり、絵画制作の旅の途中の「道」であるかもしれません。
燃えるような夕日を背景に佇む人物、中村の描く風景は常に人々の孤独な心を描き、その最初のタッチから色彩は絶えず現実の風景よりもっと遠くを見つめています。
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