「文字を愛でる ―経典・文学・手紙から―」大和文華館
名称:「文字を愛でる ―経典・文学・手紙から―」大和文華館
会期:2024年2月23日(金・祝)~2024年4月7日(日)
会場:大和文華館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 630円
高校・大学生 420円
小学・中学生 無料
※20名以上で団体割引あり
住所:〒631-0034奈良県奈良市学園南1-11-6
TEL:0742-45-0544
URL:大和文華館
中国で始まった書の文化は、字体や書風を多様に展開し、文字を芸術の域にまで昇華しました。中国・朝鮮半島・日本では、文字は情報を伝達するという役割を超えて、実用と芸術の両面を包括する芸術文化として発展します。
仏教経典は仏の教えを正確に伝えるために、一文字一文字を誤りなく書写するということが行われ、同じ経典が何度も繰り返し書写されました。さらに書かれた経文の文字は、その一文字一文字が「仏」としても認識されていきます。文学のなかでも特に詩歌の書は、歌に込められた感情が毛筆を通じて文字として表現されることで、文化を担った人々の美意識が直接的に反映されました。そして手紙は、書き手の地位や内容によって、歴史史料あるいは名筆として重視されていきます。
本展では、大和文華館が所蔵する、主に日本の経典・文学・手紙を通して、文字が担った役割を紐解きながら、美しい文字の世界を紹介します。
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