「絹の輝き・繍の技―里帰りした刺繍絵画」清水三年坂美術館
名称:「絹の輝き・繍の技―里帰りした刺繍絵画」清水三年坂美術館
会期:2024年3月9日(土)~2024年6月2日(日)
※前期・後期で一部作品を入れ替えます
前期:3月9日(土)~4月21日(日)
後期:4月24日(水)~6月2日(日)
会場:清水三年坂美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 火曜日
※月・火曜日ともに祝日は開館
展示替期間ほか、都合により臨時休館する場合があります
観覧料:一般 1,000円
大・高・中学生 600円
小学生 300円
※障害者手帳をお持ちの方と付き添い者1名は50%割引
住所:〒605-0862京都府京都市東山区清水寺門前産寧坂北入清水3-337-1
TEL:075-532-4270
URL:清水三年坂美術館
明治時代に入ると、日本の染織品は室内装飾としての販路を見出され、絵画を模した額や屏風などが盛んに制作されるようになり、その多くが海を渡っていきました。これまでの衣類や生活雑貨から離れた刺繍絵画や天鵞絨(ビロード)友禅などの染織品は美術染織と呼ばれ、千總の西村總左衛門や髙島屋の飯田新七といった京都の呉服商によって、日本画家の下絵や海外の油絵をもとに制作されました。特に刺繍絵画は、その重なり合った絹糸の輝きによって、また、さまざまな刺繍の技法を用いることによって、ときに絵画を超えた写実性を見る者に感じさせます。
本展では、刺繍絵画の優品や未公開作品を中心に、同時代を彩った天鵞絨友禅も合わせて展示します。京都で生まれ、時を経て再び京都の地へ帰ってきた、美術染織の名品の数々をぜひご覧ください。
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