「月岡芳年 月百姿」太田記念美術館

名称:「月岡芳年 月百姿」太田記念美術館
会期:2024年4月3日(水)~2024年5月26日(日)
   前期 4月3日(水)~4月29日(月・祝)
   後期 5月3日(金・祝)~5月26日(日)
   ※前後期で全点展示替え
会場:太田記念美術館
時間:10:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日
   4月30日~5/2日(展示替えのため)、5月7日
   ※ただし4月29日と5月6日は開館
観覧料:一般 1,000円
   大高生 700円
   中学生(15歳)以下 無料
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:太田記念美術館

「月岡芳年 月百姿」太田記念美術館
「月岡芳年 月百姿」太田記念美術館

月岡芳年の代表作、「月百姿」全100点を紹介
月岡芳年(1839~92)は、幕末から明治時代前半にかけて活躍した浮世絵師です。月岡芳年の武者絵は迫力ある大胆な構図が特色で、現在の私たちをも惹きつけるカッコいい魅力にあふれています。太田記念美術館では月岡芳年をしばしば取り上げていますが、今回の展覧会では芳年晩年の代表作となる「月百姿」100点を前期と後期に分けて全点紹介します。
「月百姿」の世界をさまざまな切り口で紹介
「月百姿」は、月にちなんだ物語を題材としていますが、平安時代や戦国時代の武将たちや絶世の美女たち、あるいは幽霊や妖怪などの不可思議な存在まで、さまざまなテーマが登場します。本展では、音曲や和歌、謡曲、人々の暮らしなど、描かれている題材を切り口に、「月百姿」の世界を紹介します。
芳年の弟子たちによる「花」と「雪」も合わせて紹介
「月百姿」の版元である秋山武右衛門からは、芳年の門人である水野年方と新井芳宗の揃物も刊行されました。年方の「三十六佳撰」は花を連想させる美人たちを、新井芳宗の「撰雪六六談」は雪にまつわる故事を題材としています。本展では「月百姿」の「月」とともに、弟子たちによる「花」と「雪」も合わせて紹介します。

月岡芳年「月百姿 吼噦」(後期)
月岡芳年「月百姿 吼噦」(後期)
月岡芳年「月百姿 源氏夕顔巻」(前期)
月岡芳年「月百姿 源氏夕顔巻」(前期)
月岡芳年「つきの百姿 大物海上月 弁慶」(後期)
月岡芳年「つきの百姿 大物海上月 弁慶」(後期)
月岡芳年「月百姿 玉兎 孫悟空」(前期)
月岡芳年「月百姿 玉兎 孫悟空」(前期)
月岡芳年「月百姿 はかなしや波の下にも入ぬべしつきの都の人や見るとて 有子」(後期)
月岡芳年「月百姿 はかなしや波の下にも入ぬべしつきの都の人や見るとて 有子」(後期)
月岡芳年「月百姿 吉野山夜半月 伊賀局」(前期)
月岡芳年「月百姿 吉野山夜半月 伊賀局」(前期)
水野年方「三十六佳撰 湯あかり 寛政頃婦人」(前期)
水野年方「三十六佳撰 湯あかり 寛政頃婦人」(前期)
新井芳宗「撰雪六六談 忠信なる哉」個人蔵(後期)
新井芳宗「撰雪六六談 忠信なる哉」個人蔵(後期)

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