名称:「翻訳できない わたしの言葉」東京都現代美術館
会期:2024年4月18日(木)~2024年7月7日(日)
会場:東京都現代美術館
展示室:企画展示室 1F
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日
月曜日、4月30日、5月7日
※ただし4月29日、5月6日は開館
観覧料:一般 1,400円(1,120円)
大学生・専門学校生・65歳以上 1,000円(800円)
中高生 600円(480円)
小学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※本展チケットで「MOTコレクション」も観覧できます
※小学生以下の方は保護者の同伴が必要です
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料になります
※ 毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は年齢を証明できるものの提示で無料になります
※ 家族ふれあいの日(毎月第3土曜日と翌日曜日)は、18歳未満の子ども連れの都内在住の保護者2名まで、観覧料が半額になります。(保護者の方は都内在住を証明できるものを提示)
住所:〒135-0022東京都江東区三好4-1-1
TEL:03-5245-4111(ハローダイヤル)
URL:東京都現代美術館
世界には様々な言語があり、一つの言語の中にも、方言や世代・経験による語彙・文法の違いなど、無数の豊かなバリエーションがあります。話す相手や場に応じて、仲間同士や家族だけで通じる言葉を使ったり、他言語を使ったりと、複数の言葉を使い分ける人もいるでしょう。言葉にしなくても伝わる思いもあります。
それらはすべて、個人の中にこれまで蓄積されてきた経験の総体から生まれる「わたしの言葉」です。他言語を学ぶことでその言語を生み出した人々の文化や歴史に触れるように、誰かのことを知ることは、その人の「わたしの言葉」を、別の言葉に置き換えることなくそのまま受けとろうとすることから始まるのではないでしょうか。
この展覧会では、ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑の5人のアーティストの作品を紹介します。彼らの作品は、みんなが同じ言語を話しているようにみえる社会に、異なる言語があることや、同じ言語の中にある違いに、解像度をあげ目を凝らそうとするものです。
第一言語ではない言葉の発音がうまくできない様子を表現した作品や、最初に習得した言語の他に本来なら得られたかもしれない言語がある状況について語る作品、言葉が通じない相手の目をじっと見つめる作品、そして小さい声を聞き逃さないように耳を澄ませる体験などを通して、この展覧会では、鑑賞者一人ひとりが自分とは異なる誰かの「わたしの言葉」、そして自分自身の「わたしの言葉」を大切に思う機会を提示します。
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