北斎「冨嶽三十六景」Digital Remix MOA美術館

北斎「冨嶽三十六景」Digital Remix MOA美術館

名称:北斎「冨嶽三十六景」Digital Remix MOA美術館
会期:2024年4月19日(金)~2024年5月21日(火)
会場:MOA美術館
時間:9:30~16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日:木曜日 
観覧料:一般 1,760円(1,430円)
   高大生 1,100円(770円)・要学生証
   中学生以下無料/65才以上 1,540円・要身分証明
   ※( )内は10 名以上の団体料金
   ※前売り券は、美術館公式サイトのオンラインチケット、またはコンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)でも購入できます
住所:〒413-8511静岡県熱海市桃山町26-2
TEL:0557-84-2511
URL:MOA美術館

神奈川沖浪裏
神奈川沖浪裏

葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、富士の威容を示すほか、富士周辺のさまざまな場所で、生き生きと働く庶民の姿を描いた風景版画シリーズの金字塔です。その独創的な構図は、クロード・モネやポール・セザンヌの作品にインスピレーションをもたらすなど、世界的な影響の大きさが知られています。
特に「神奈川沖浪裏」は「the Great Wave」として欧米で知られ、フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが作曲した管弦楽曲『海』初版の表紙デザインには、波の部分が用いられています。
本展では、「神奈川沖浪裏」や「赤富士」として知られる「凱風快晴」を高精細デジタル画像として撮影し、MOA美術館スタッフの技術により、オリジナル・フィルム・プロジェクションとしてリミックス(再構成)します。
その他、作品が描かれた地点の現在の風景を撮影・展示し、再構成による新たな魅力を発信します。刊行から190 年を経過してもなお色褪せない「冨嶽三十六景」の魅力を、デジタル・リミックスによる新感覚でお楽しみください。
葛飾北斎
美術館宝暦10年(1760)〜嘉永2年(1849)北斎は、宝暦10年(1760)、江戸本所割下水に生まれました。若くして木版彫刻の職を得た後、絵師を志し、安永7年(1778)に勝川春章(1726〜1792)に入門しました。春章の没後は勝川派を離れ、狩野派、土佐派、琳派、洋風画など諸派の画法を学び続けました。北斎、戴斗、為一、卍など、生涯に三十数回の改名を繰り返しつつ、その度に画風を変化させています。90年の生涯で、読本挿絵、肉筆画、『北斎漫画』に代表される絵手本、「冨嶽三十六景」をはじめとする風景版画等数多くの作品を制作しました。

山下白雨
山下白雨
尾州不二見原
尾州不二見原
甲州石班澤
甲州石班澤

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る