「卒寿記念 鋳金 原益夫 展」雪梁舎美術館

「卒寿記念 鋳金 原益夫 展」雪梁舎美術館

名称:「卒寿記念 鋳金 原益夫 展」雪梁舎美術館
会期:2024年4月13日(土)〜2024年5月26日(日)
会場:雪梁舎美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
   初日は13:00から
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 600円、中学生以下・障害者手帳提示 無料
住所:〒950-1101新潟県新潟市西区山田451
TEL:025-377-1888
URL:雪梁舎美術館

当館では、新潟の優れた芸術家に焦点を当て、個展形式で紹介する企画展を継続的に開催しております。このたびは、柏崎市在住の金工作家・原益夫氏を取り上げます。
原益夫氏は、柏崎市に室町時代からの系譜をひく大久保鋳金・原家の七代として、第一線を走ってきました。旧制柏崎工業学校の機械科を卒業後、日本工芸会理事の北原三佳氏に弟子入りし、多くのことを学びました。文化勲章受章の蓮田修吾郎氏からの「日展に出してみろ」との言葉に、23歳で初出品初入選し、以来11回連続入選を果たして無鑑査となりました。26歳の時に制作の、三羽の鳥を抽象的に表現した《快晴》は、画期的で時代を先取りした作品として特選に輝きます。
その後、日本現代工芸美術展で内閣総理大臣賞、日展で文部科学大臣賞を受賞。そして72歳で、新潟県在住者では唯一となる日本芸術院賞を受賞し、卓越した芸術家として認められました。
本年は卒寿の記念となる年となります。日展、日本現代工芸展出品作を中心に全年代作品を顧み、原益夫氏の軌跡をたどります。

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