津和野町立安野光雅美術館コレクション「安野先生のふしぎな学校」新潟県立近代美術館

津和野町立安野光雅美術館コレクション「安野先生のふしぎな学校」新潟県立近代美術館

名称:津和野町立安野光雅美術館コレクション「安野先生のふしぎな学校」新潟県立近代美術館
会期:2025年4月12日(土)~2025年6月1日(日)
会場:新潟県立近代美術館
時間:9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
   4月14日(月)、21日(月)
   5月7日(水)、12日(月)、19日(月)、26日(月)
観覧料:一般 1,400円(1,200円)
   大学・高校生 1,000円(800円)
   一般(前売) 1,200円
   ※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒940-2083新潟県長岡市千秋3-278-14
TEL:0258-28-4111
URL:新潟県立近代美術館

「ふしぎなのり」『はじめてであうすうがくの絵本1』より 1982年
©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
「ふしぎなのり」『はじめてであうすうがくの絵本1』より 1982年 ©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館

画家 安野光雅(あんのみつまさ 1926-2020)は、大正15年(1926)に、島根県鹿足(かのあし)郡津和野町で生まれました。四方を山々に囲まれた城下町の風情がのこる津和野で育った安野は、さまざまな空想をめぐらせながら、絵描きになることを夢見ていました。戦後、昭和25年(1950)に上京し、美術教員として小学校で図画工作などを教えるかたわら、二紀会への出品や美術教科書の編集や本の装丁を手掛けますが、同36年(1961)、教員を辞め画家として独立します。
その後、福音館書店勤務の松居直(ただし)との出会いを契機に、42歳で遅咲きの絵本作家デビューを飾ります。国内では昭和49年(1974)第25回芸術選奨・文部大臣新人賞、また、海外でも同53年(1978)ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞、同59年(1984)国際アンデルセン賞画家賞を受賞するなどめざましい活躍を遂げました。さらに活躍の場を広げ、平成24年(2012)には文化功労者に顕彰されています。
本展では、画家として独立する前の教員時代に着目し、津和野町立安野光雅美術館所蔵の多彩なジャンルの作品を授業の科目に見たてて紹介し、「自分で考えてみることの大切さ」を教えた安野の作品を通じて、様々なふしぎを体験していただきます。

『かげぼうし』より 1976年
©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
『かげぼうし』より 1976年 ©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
『もりのえほん』より 1977年
©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
『もりのえほん』より 1977年 ©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
『蚤の市』より 1983年
©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
『蚤の市』より 1983年 ©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
『天動説の絵本—てんがうごいていたころのはなし—』より 1979年
©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
『天動説の絵本—てんがうごいていたころのはなし—』より 1979年 ©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
「オオカミとサギ」『きつねがひろったイソップものがたり1』より 1987年
©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
「オオカミとサギ」『きつねがひろったイソップものがたり1』より 1987年 ©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館

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