「ダリ版画展―奇想のイメージ」長野県立美術館

「ダリ版画展―奇想のイメージ」長野県立美術館

名称:「ダリ版画展―奇想のイメージ」長野県立美術館
会期:2024年7月13日(土)~2024年9月16日(月・祝)
会場:長野県立美術館
展示室:展示室1 ・ 展示室2 ・ 展示室3
時間:9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:水曜日 
観覧料:一般 1,400円(1,300円)
    大学生 1,200円(1,100円)
    高校生以下又は18歳未満 無料
    前売券:一般のみ1,200円
    (販売期間:4月25日(木)~7月12日(金))
    ※(  )内は20名以上の団体料金
    ※本館コレクション展および東山魁夷館との共通料金:一般1,900円、75歳以上1,700円、大学生1,500円
    ※割引の併用はできません
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
主催:長野県、長野県立美術館、信濃毎日新聞社、(公財)信毎文化事業財団
共催:長野県教育委員会、信越放送
後援:スペイン大使館 Embajada de España、長野市、長野市教育委員会、長野商工会議所、善光寺、長野県芸術文化協会、(公財)八十二文化財団、(公財)ながの観光コンベンションビューロー、JR東日本 長野支社、NHK長野放送局
企画協力:株式会社創絵社
住所:〒380-0801長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
TEL:026-232-0052
URL:長野県立美術館

「ダリ版画展―奇想のイメージ」長野県立美術館
「ダリ版画展―奇想のイメージ」長野県立美術館

シュルレアリスムを代表する画家として知られるサルバドール・ダリ(1904-1989)。スペインの小さな町フィゲラスで生まれたダリは、幼い頃から驚くべき絵の才能をみせ、マドリードの美術学校に進みます。その後、パリにおけるピカソやミロ、ブルトンらとの出会いをきっかけにシュルレアリスムの運動に加わり、ダブルイメージや緻密な表現を用いた独自の作風に到達します。
その才能は絵画制作にとどまらず、版画、彫刻、オブジェ、舞台芸術、宝石デザイン、広告デザイン、映画、文筆と、幅広い芸術分野において発揮されました。なかでも、50代後半から本格的に取り組んだ版画に対する愛好と造詣は深く、生涯に1600点以上もの版画作品を残しています。そこには「やわらかい時計」や「変形した肉体」など、ダリ特有のイメージが継承される一方で、エッチングから描き出す柔らかな線や卓抜したデッサン力からは、ダリの繊細な感性を垣間見ることができます。
本展では、1960年代から70年代に精力的に制作された版画を中心に、晩年までの作品約200点を展示します。20世紀最大の奇才といわれるダリの真髄をご堪能ください。

《地獄篇5:審判者ミノス(第5歌)》(ダンテ・アリギエーリ『神曲』より)1963年、木口木版、33×26.2cm ©Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2024 E5527
《地獄篇5:審判者ミノス(第5歌)》(ダンテ・アリギエーリ『神曲』より)1963年、木口木版、33×26.2cm ©Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2024 E5527
《煉獄篇33:浄められたダンテ(第33歌)》(ダンテ・アリギエーリ『神曲』より)1963年、木口木版、33×26.2cm ©Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2024 E5527
《煉獄篇33:浄められたダンテ(第33歌)》(ダンテ・アリギエーリ『神曲』より)1963年、木口木版、33×26.2cm ©Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2024 E5527
《やわらかい時計》(『15の版画集』より)1968年、エングレーヴィング、17.5×12.5cm ©Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2024 E5527
《やわらかい時計》(『15の版画集』より)1968年、エングレーヴィング、17.5×12.5cm ©Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2024 E5527

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