名称:「海外で愛された薩摩様式のやきもの サツマの輝き」横山美術館
会期:2024年5月24日(金)〜8月25日(日)
会場:横山美術館
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般:1000円(800円)
高・大学生・シニア65歳以上:800円(600円)
中学生:600円(400円)
小学生以下無料
*障がい者手帳をお持ちの方700円
* ( ) 内は20名以上の団体料金
休館日:月曜日(祝・休日の場合は開館し翌平日休館)、夏期(8月13日(火)~16日(金))
住所:〒4610004 愛知県名古屋市東区葵一丁目1番21号
TEL:052-931-0006
URL:横山美術館
慶長3年(1598)に島津義弘に従って渡来した朝鮮の陶工が薩摩焼を始め、京焼などの技術を取り入れて発展します。特に白色土を用い、釉薬に細かな貫入を生じさせる白薩摩は、薩摩藩の御用品として洗練されていきました。
慶応3年(1867)のパリ万国博覧会に出品された金彩の薩摩焼は、「サツマ」を欧米に広め、輸出の時代を築きます。その人気は、他産地での薩摩焼素地への上絵付や、薩摩様式での生産をもたらしました。東京や横浜、九谷、名古屋、京都、大阪、神戸、長崎でもサツマがつくられ、輸出されています。
西洋で語り継がれた、東の果ての黄金島伝説 — 人々はサツマに、遥か東方へのロマンを重ね合わせたのでしょうか。本企画展では当館所蔵品から、鹿児島のほか各産地でつくられた、金彩の輝く輸出陶磁器「サツマ」をご紹介します。
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