「―白彩降臨― 大沼 映夫 展」日本橋高島屋S.C.(本館)

「2024-3-9」153.2 × 181.8cm ミクストメディア・キャンバス

名称:「―白彩降臨― 大沼 映夫 展」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2024年5月15日(水)→20日(月)
会場:6階 美術画廊
入場料:無料
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

現代洋画壇の重鎮、大沼映夫氏は、1933年東京に生まれ、1960年国展に初出品で初入選、更に国画賞も受賞し、翌年も同展にて国画35周年記念賞など複数の賞を獲得しました。1962年東京藝術大学美術学部油画専攻科修了後は、第13回選抜秀作美術展に選出され、また「近代日本の造形:油絵と彫刻」(国立近代美術館)に出品するなど、その才能は早くから高く評価され、若くして華々しいデビューを飾ります。1963年オランダ政府給費留学生としてアムステルダム王立美術学校に留学し(~’71年)、現地の美術館やギャラリーでも発表を重ね、1965年にはサンパウロ・ビエンナーレに参加するなど国際的にも活躍します。そして1985年第8回東郷青児美術館大賞受賞、1988年には第6回宮本三郎記念賞を受賞し、現在日本美術界においてゆるぎない地位を確立されています。
高島屋では2001年の「ライフダンス」以来23年ぶりとなる今回の個展では、「白彩降臨」と題し、白黒と色彩による抽象造形の新作と、過去の代表作の一部をあわせて発表いたします。一貫して人物をモチーフに、色彩と空間構成を追求する画面スタイルを時代ごとに変遷させ、近年はミニマルな身体的筆致の反復連鎖による抽象的作品を発表しています。白は色彩の一部であり、はなやかな色と等価である、と大沼氏は言います。色の組み合わせや構成、その連動性による躍動感で、自由にものを見る楽しさを鑑賞者に示唆してくれます。本展では、見ごたえある大作から花などを描いた小品まで一堂に展観いたします。

「2024-3-9」153.2 × 181.8cm ミクストメディア・キャンバス
「2024-3-9」153.2 × 181.8cm ミクストメディア・キャンバス

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「冬のけしき」夢二生家記念館・少年山荘
  2. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  3. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
ページ上部へ戻る