名称:「季節を愛でる―俳諧と茶の湯」市立伊丹ミュージアム
会期:2024年6月14日(金)~7月28日(日)
会場:市立伊丹ミュージアム 展示室1・2
休館日:月曜日(7月15日は開館、7月16日は休館)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
入館料:一般800(700)円 大高生600(550)円 中小生450(350)円
※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒664-0895 兵庫県 伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-5959
URL:市立伊丹ミュージアム
四季に恵まれた日本では、古くから季節を愛でる文化というものがあります。連歌の流れをくむ俳諧では、常に季節を意識し、季節の言葉の集大成である季寄せ(歳時記)を大切にしてきました。茶の湯においても季節は重要ですが、千利休の時代まではあまり意識されておらず、元禄時代に普及した俳諧の影響により季節感が明確になったといわれています。季節の他にも、座の文芸・座の芸道として一座を通して人と人との和を成就し、人間を完成させる道として展開を遂げた経緯など、俳諧と茶の湯には多くの共通点が見られます。
本展では茶の湯を強く意識し、「わび」に徹した俳諧師芭蕉を取り上げつつ、俳諧と茶の湯を通じて四季に育まれてきた日本人の美意識を探ります。さらに、茶の湯と深い関係にある花や茶の湯を彩る和菓子の資料も交えて展示することで、体感的にも季節を感じていただける展覧会となっています。
どうぞお楽しみください。
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