名称:「アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの」愛知県美術館
会期:2024年7月18日(木)~2024年9月23日(月・振)
会場:愛知県美術館
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
金曜日は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日:月曜日、8月13日(火)、9月17日(火)
※ただし8月12日(月・振)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・振)は開館
観覧料:一般 1,500円(1,300円)
高校・大学生 1,300円(1,100円)
中学生以下無料
※( )内は前売券および 20 名以上の団体料金です
住所:〒461-8525愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10F
TEL:052-971-5511
URL:愛知県美術館
椅子の機能は、座る姿勢を支えるというだけにとどまりません。権威の象徴として表されることもあれば、安楽や拘束のための道具となることもあり、また複数が寄り集まることでコミュニケーションの場を生み出すこともある椅子。椅子は多くのデザイナーや建築家の創造性を喚起する究極のテーマであると同時に、アーティストにとっても魅力的なモチーフとなってきました。
アーティストたちは椅子と結びつく多様なイメージをとらえ、作品を通じて社会の中の不和や矛盾、個人的な記憶や他者との関係性などを浮かび上がらせてきました。現代美術における椅子は、日常で使う椅子にはない極端なあり方、逸脱したあり方によって、私たちの思考に揺さぶりをかけます。
本展では、こういった作品を「アブソリュート(絶対的・究極的)」な椅子と呼ぶことにして、主に戦後から現代までの平面・立体・写真・映像・ダンスなど幅広いジャンルの作品約80点における「椅子なるもの」の表現に着目し、椅子という身近な存在から社会や人間の有り様を考察します。
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