特別企画展「平櫛田中邸の記憶 第一章 玉川上水に魅せられて」小平市平櫛田中彫刻美術館

特別企画展「平櫛田中邸の記憶 第一章 玉川上水に魅せられて」小平市平櫛田中彫刻美術館

名称:特別企画展「平櫛田中邸の記憶 第一章 玉川上水に魅せられて」小平市平櫛田中彫刻美術館
会期:2024年5月23日(木)〜9月8日(日) 
会場:小平市平櫛田中彫刻美術館
観覧料金:一般300円
休館日:火曜日
住所:〒187-0045東京都小平市学園西町1-7-5
TEL:042-341-0098
URL:小平市平櫛田中彫刻美術館

令和6年度に耐震補強・改修工事を実施する平櫛田中邸(記念館)をテーマにした特別企画展を全4回にわたって行う。第一章では、「小平」と「記念館」に焦点を当てる。
平櫛田中は、関東大震災が起こる前年の1922年(大正11)に台東区(当時は下谷区)に住居を建て、以後50年近く家族と暮らした。小平の土地は戦前に妻の花代と訪れた際、緑ゆたかな玉川上水の景観を気に入り購入していた。土地の購入から時を経て、96歳となった1968年(昭和43)に療養中の娘のために家屋を建て、1970年に転居した。以後10年間、田中は家族とともに小平で暮らし、1979年に自作の《薬師如来》が見守る部屋で息を引き取った。
本展では、小平での暮らしが田中の制作や思考にどのような意味をもたらしたのか考えながら、晩年の生活の舞台となった邸宅の設計者である大江宏とのかかわりと、その仕事を紹介する。
※会期中展示替えあり

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