「没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」山種美術館

東山魁夷《秋彩》1986(昭和61)年 紙本・彩色 山種美術館

名称:「没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」山種美術館
会期:2024年7月20日(土)〜2024年9月23日(月)
会場:山種美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   8月12日、9月16日・23日は開館
   8月13日、9月17日は休館
入場料:一般 1400円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料
住所:〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:山種美術館

「没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」山種美術館
「没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」山種美術館

四季を通じて自然との対話を重ね、さまざまな風景を描いた東山魁夷(1908–1999)。海山の自然から古都の町並みにいたるまで、詩情豊かに表された作品は、没後四半世紀を経た今も人々から愛されています。
このたび山種美術館では、所蔵する魁夷の作品を全点公開し、季節感にあふれた風景画をご紹介します。
さらに、浮世絵から近代・現代日本画にいたる夏をテーマにした名品や、涼しさの感じられる優品を選りすぐり、ご紹介する特別展を開催します。
なかでも注目すべきは、普遍的な日本の海のイメージと伝統的な日本絵画の装飾性が融合した幅9メートル超の大作《満ち来る潮》。皇居新宮殿にある魁夷の代表作と同趣作品を、当館初代館長(山崎種二) が画家に制作を依頼した逸品です。
また、作家・川端康成の言葉を契機に、魁夷が京都の風情と季節のうつろいを格調高く描いた連作「京洛四季」も見どころの1つです。
本展では、白波の立つダイナミックな海原を表現した《満ち来る潮》を筆頭に、日本の海と銀色の月を描いた横山大観の《夏の海》、青い浴衣姿の女性の一瞬のたたずまいを捉えた上村松園の《蛍》など、目にも涼やかな作品を取り揃えています。
東山魁夷の風景画と日本の夏を描いた優品を通じ、爽やかなひと時を過ごしていただければ幸いです。

東山魁夷《春静》1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《春静》1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《緑潤う》1976(昭和51)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《緑潤う》1976(昭和51)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《秋彩》1986(昭和61)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《秋彩》1986(昭和61)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《年暮る》1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《年暮る》1968(昭和43)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《満ち来る潮》1970(昭和45)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《満ち来る潮》1970(昭和45)年 紙本・彩色 山種美術館
歌川広重《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》1857(安政4)年 大判錦絵 山種美術館 (8/14-9/23展示)
歌川広重《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》1857(安政4)年 大判錦絵 山種美術館 (8/14-9/23展示)
横山大観《夏の海》1952(昭和27)年頃 紙本・彩色 山種美術館
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川合玉堂《早乙女》1945(昭和20)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《早乙女》1945(昭和20)年 絹本・彩色 山種美術館
上村松園《蛍》1913(大正2)年 絹本・彩色 山種美術館
上村松園《蛍》1913(大正2)年 絹本・彩色 山種美術館
池田輝方《夕立》1916(大正5)年 絹本・彩色 山種美術館
池田輝方《夕立》1916(大正5)年 絹本・彩色 山種美術館
奥村土牛《水蓮》1955(昭和30)年 絹本・彩色 山種美術館
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