「コレクション展 交錯する素材」 富山市ガラス美術館

「コレクション展 交錯する素材」 富山市ガラス美術館

名称:「コレクション展 交錯する素材」 富山市ガラス美術館
会期:2024年6月8日(土)〜2024年12月1日(日)
会場:富山市ガラス美術館
開館時間:9:30 〜 18:00
   金曜日・土曜日は20:00まで
休館日:毎月第1・第3水曜日は休館
入場料:一般・大学生 200円、高校生以下・富山市内の70歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒930-0062富山県富山市西町5-1
TEL:076-461-3100
URL:富山市ガラス美術館

小林千紗《しろの くろの かたち 2021-1》2021年
撮影:末正真礼生
小林千紗《しろの くろの かたち 2021-1》2021年 撮影:末正真礼生

「アーチストはこれから先、ガラスだけをあつかうということはなくなるのではないかと思います。他の素材や違った技術に関心をもつようになるでしょう。つまり厳密にガラス作家と定義される人たちはいなくなってもおかしくない。ガラスも使うけれど、ほかの素材も使うのが当たり前になると思います。」*
これはチェコの作家、ボフミール・エリアッシュが1994年のインタビューにおいて、ガラス芸術の将来について問われた際の発言です。ちょうど30年が経過した現在、ガラスと異素材を組み合わせることや、ガラス制作と並行して他の素材や手法での制作を行うことは、エリアッシュが予見したように「当たり前」となったと言っても過言ではないでしょう。今回のコレクション展では、ガラスと様々な素材や制作手段とが出会うことから生まれる幅広い表現をご紹介します。
*「1994年9月30日 ボフミール・エリアッシュ氏インタヴュー 聞き手:武田厚」『拡張するガラス:美の表現者たち』展カタログ、152頁、横浜美術館、朝日新聞社、1995年
アーティスト
ボフミール・エリアッシュ、小林千紗、菅澤利雄、岩田藤七、ヨセフ・マレク、ヤロミール・リバーク、田嶋悦子、神代良明、津守秀憲、塚田美登里、ウラジミール・コペツキー、ブライアン・ハースト、 ブライアン・パイク、バーティル・ヴァリーン

神代良明《Structural Blue 60.2》2021年、撮影:末正真礼生
神代良明《Structural Blue 60.2》2021年、撮影:末正真礼生
ボフミール・エリアッシュ《母性》2003年、撮影:末正真礼生
ボフミール・エリアッシュ《母性》2003年、撮影:末正真礼生
ウラジミール・コペツキー《ストレンジ・テーブル》
1985-1988年、撮影:末正真礼生
ウラジミール・コペツキー《ストレンジ・テーブル》 1985-1988年、撮影:末正真礼生
ヨセフ・マレク《The way out》1997年、撮影:末正真礼生
ヨセフ・マレク《The way out》1997年、撮影:末正真礼生
田嶋悦子《Cornucopia 05-Ⅶ》2005年、撮影:斎城卓
田嶋悦子《Cornucopia 05-Ⅶ》2005年、撮影:斎城卓
津守秀憲《胎動 ’17-4》2017年、撮影:末正真礼生
津守秀憲《胎動 ’17-4》2017年、撮影:末正真礼生

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