「萌芽 -百瀬玲亜・森夕香展-」日本橋高島屋S.C.(本館)

百瀬玲亜《孵果》 2024 /漆、金箔、麻布/ H57.0 × W15.0 × D15.0cm

名称:「萌芽 -百瀬玲亜・森夕香展-」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2024年6月19日(水)→7月8日(月)
会場:本館6階 美術画廊X
入場料:無料
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

森夕香《おとなしい変容》
2024 /木製パネル、和紙、日本画顔料/ H41.0 × W27.3cm
森夕香《おとなしい変容》 2024 /木製パネル、和紙、日本画顔料/ H41.0 × W27.3cm

この度、美術画廊Xでは、百瀬玲亜(ももせれいあ)と森夕香(もりゆうか)による2人展「萌芽」を開催いたします。 百瀬玲亜は1987年長野県松本市生まれ、2011年に金沢美術工芸大学工芸科を卒業。2016年には金沢卯辰山工芸工房を修了。現在は金沢市内にて制作しています。
漆の塗膜が持つ深い艶や肌触りなどの質感を魅力と感じる百瀬は、それを伝えうる形を模索。草花の彩や力強さ、儚さを慈しみながら、空間を瑞々しく装飾して拡がりゆく作品を目指しています。
森夕香は1991年に大阪府に生まれ滋賀県に育ち、2015年パリ国立高等美術学校へ派遣交換留学。2016年には京都市立芸術大学大学院修士課程を修了。現在は京都市内にて制作しています。
自身の身体感覚や実体験から、森羅万象の関係性を想像し、大胆な筆触と色彩で描き出す森は、身体と外部を隔てる境界を朧げなものとした一体感の表現を探求しています。 植物は、脳も神経も心臓も持たないにも関わらず、まるで意志があるかの如く発芽し、成長し、やがて精妙で美しい花を咲かせ、子孫を残す摩訶不思議な生命体です。
両者の作品も、この植物のような摩訶不思議さを持ち合わせ、それぞれの作品の妖艶な曲線が芽生え、伸長し、やがて自身の身体に入り込んで溶け合うような余韻を残します。
二名が奏でる曲線の連鎖をお楽しみください。

百瀬玲亜《孵果》 2024 /漆、金箔、麻布/ H57.0 × W15.0 × D15.0cm
百瀬玲亜《孵果》 2024 /漆、金箔、麻布/ H57.0 × W15.0 × D15.0cm

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る