「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」ポーラ美術館

「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」ポーラ美術館

名称:「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」ポーラ美術館
会期:2024年6月8日(土)~2024年12月1日(日)
会場:ポーラ美術館
展示室:展示室1、2、5および屋外
時間:9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:会期中無休 
   ※展示替えのため臨時休館あり
観覧料:大人・シニア(65歳以上) 2,200円(1,900円)
   高校生・大学 1,700円(1,400円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は団体15名以上
   ※障害者手帳をお持ちの方
   大人/高校生・大学生とも 1,100円
   中学生以下 無料
   介助者1名まで 1,100円
住所:〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111
URL:ポーラ美術館

展示風景:パーク・アヴェニュー・アーモリー、ニューヨーク、2015年 Courtesy of the artist and Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul Photo © Andrea Rossetti
展示風景:パーク・アヴェニュー・アーモリー、ニューヨーク、2015年 Courtesy of the artist and Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul Photo © Andrea Rossetti

現代のフランス美術を代表するフィリップ・パレーノは、今日最も注目されるアーティストの一人です。映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど作品は多岐にわたりますが、その意識は常に、現実/フィクション/仮想の境界へと向けられています。また、芸術や「作者性」の概念にも疑問を投げかけ、数多くのアーティスト、建築家、音楽家と共同で作品を生みだしてきました。
パレーノはAIをはじめとする先進的な科学技術を作品に採り入れながらも、ピアノやランプ、ブラインドやバルーンといった見慣れたオブジェを操り、ダイナミズムと沈黙、ユーモアと批評性が交錯する詩的な状況を生みだします。展覧会そのものをメディアとして捉えるパレーノが構築する空間は、まるでシンボルの迷宮のようです。何者かの気配、声、光、暗闇、隠されたメッセージ――ドラマティックな構成に導かれ、大規模な舞台装置のような会場に足を踏み入れる私たちは、まるで演者のように、新鮮な驚きとともに混乱をともなう体験の中へと身を投じることになるでしょう。
国内最大規模の個展となるポーラ美術館での展覧会では、作家の代表作である映像作品《マリリン》(2012年)をはじめ、1990年代の初期作品から初公開のインスタレーションまで、作家の幅広い実践を多面的に紹介します。

《私の部屋は金魚鉢》2018年 展示風景:グロピウス・バウ、ベルリン、2018年
Courtesy of the artist; Pilar Corrias, London; Gladstone Gallery, New York and Brussels; Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul
Photo © Andrea Rossetti
《私の部屋は金魚鉢》2018年 展示風景:グロピウス・バウ、ベルリン、2018年 Courtesy of the artist; Pilar Corrias, London; Gladstone Gallery, New York and Brussels; Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul Photo © Andrea Rossetti
《エコー2》2022年 展示風景:ブルス・ドゥ・コメルス-ピノー・コレクション、パリ、2022年
© Tadao Ando Architect & Associates, Niney et Marca Architectes, agence Pierre-Antoine Gatier
Courtesy of the artist and Bourse de Commerce – Pinault Collection
Photo © Andrea Rossetti
《エコー2》2022年 展示風景:ブルス・ドゥ・コメルス-ピノー・コレクション、パリ、2022年 © Tadao Ando Architect & Associates, Niney et Marca Architectes, agence Pierre-Antoine Gatier Courtesy of the artist and Bourse de Commerce – Pinault Collection Photo © Andrea Rossetti

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「手塚雄二展 雲は龍に従う 」そごう美術館
  2. 企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館
  3. 全国公募 第9回トリエンナーレ豊橋「星野眞吾賞展ー明日の日本画を求めてー」豊橋市美術博物館
ページ上部へ戻る