名称:テーマ展示「きせかえ遊び ~小さなきものと女子の裁縫教育~」紅ミュージアム
会期:2024年6月18日(火)~ 8月3日(土) ※会期中、展示替えあり
会場:紅ミュージアム
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週日・月曜日
観覧料:無料
住所:〒107-0062東京都港区南青山6-6-20 K’s南青山ビル1F
TEL:03-5467-3735
URL:紅ミュージアム
女の子は人形遊びが好き。このイメージは現代においても根強く、個人差はあれ、実際にその傾向があることは否定できません。明治時代以降、大正・昭和戦前に至るまで、初等教育では女子が家政を学ぶ手段として人形遊びを奨励しました。
また、家庭では、母親が針や糸、鋏のほか適当な裂を用意して、人形の衣装を仕立てるように娘に促し、あるいは、母親が手作りした衣装の雛形を教材にして裁縫を学ばせました。人形を抱いたり負ぶったりしていくうちに衣装が汚れてしまえば、着物を洗い、その方法を学んでいきました。裁縫や洗濯といった家庭内の日常的な営みに関する技術・知識が、人形遊びをきっかけに、母から娘へと伝授されていくことは、当時にあってはごく自然なことでした。
今展では、きせかえ遊びに使われた小さな着物や帯、小物類を紹介します。ここからうかがうことのできる当時の女子の家政学習の痕跡をご覧ください。
※常設展示室内の一部で行うミニ展示です。
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