「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」山形美術館

「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」山形美術館

名称:「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」山形美術館
会期:2024年7月11日(木)~2024年8月25日(日)
会場:山形美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、7月16日(火)、8月13日(火) 
   ※ただし7月15日(月)と8月12日(月)は開館
観覧料:一般 1,400円(1,200円)
   高大生 800円(600円)
   小中生 500円(300円)
   ※( )内は前売りまたは団体(20人以上)の料金
   ※本展とコレクション展示は共通料金
   ※土曜日は小中学生の観覧料無料
   ※日曜日午前はメセナにより中学生以下無料
   ※障がい者手帳を提示の方と付添者1名の観覧料は当日料金の半額
   ※山形美術館キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は学生証提示により無料
住所:〒990-0046山形県山形市大手町1-63
TEL:023-622-3090
URL:山形美術館

《松嶋双子嶋》日本風景集 東日本篇 1933(昭和8)年12月 渡邊木版美術画舗蔵
《松嶋双子嶋》日本風景集 東日本篇 1933(昭和8)年12月 渡邊木版美術画舗蔵

大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(1883-1957〔明治16-昭和32〕年)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代に、巴水は日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描きました。
巴水とともに木版画制作の道を歩んだのが、新時代の木版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)や彫師、摺師といった職人たちです。四者は一体となって協業し、伝統技術を継承しながらもより高度な技術の活用を求めました。そして新たな色彩や表現に挑み続け、「新版画」を牽引する存在として人気を博します。
本展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。まとめて観る機会の少ない連作(シリーズ)も含め約180点に加え、当地ゆかりの作品《山形 山寺》(1941〔昭和16〕年)を山形会場限定で展示し、叙情的な巴水の世界へと誘います。

《馬込の月》東京二十景 1930(昭和5)年 渡邊木版美術画舗蔵
《馬込の月》東京二十景 1930(昭和5)年 渡邊木版美術画舗蔵
《塩原おかね路》1918(大正7)年秋 渡邊木版美術画舗蔵
《塩原おかね路》1918(大正7)年秋 渡邊木版美術画舗蔵
《芝増上寺》東京二十景 1925(大正14)年 渡邊木版美術画舗蔵
《芝増上寺》東京二十景 1925(大正14)年 渡邊木版美術画舗蔵
《十和田子之口》日本風景集 東日本篇 1933(昭和8)年7月 渡邊木版美術画舗蔵
《十和田子之口》日本風景集 東日本篇 1933(昭和8)年7月 渡邊木版美術画舗蔵
《西伊豆木負》1937(昭和12)年6月 渡邊木版美術画舗蔵
《西伊豆木負》1937(昭和12)年6月 渡邊木版美術画舗蔵
《日本橋(夜明)》東海道風景選集 1940(昭和15)年 渡邊木版美術画舗蔵
《日本橋(夜明)》東海道風景選集 1940(昭和15)年 渡邊木版美術画舗蔵
《山形 山寺》1941 (昭和16)年 渡邊木版美術画舗蔵
《山形 山寺》1941 (昭和16)年 渡邊木版美術画舗蔵
《平泉金色堂》1957(昭和32)年 渡邊木版美術画舗蔵
《平泉金色堂》1957(昭和32)年 渡邊木版美術画舗蔵

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