企画展「にんぱくの人形修復 ~文化財を未来へ~」さいたま市岩槻人形博物館

企画展「にんぱくの人形修復 ~文化財を未来へ~」さいたま市岩槻人形博物館

名称:企画展「にんぱくの人形修復 ~文化財を未来へ~」さいたま市岩槻人形博物館
会期:2024年7月20日(土)〜9月8日(日)
会場:さいたま市岩槻人形博物館
開館時間:午前9時から午後5時まで
   ※入館は閉館時刻の30分前まで
料金:一般:300円(200円)
   高校生・大学生・65歳以上:150円(100円)
   小学生・中学生:100円(50円)
   ※ (  )内は20名以上の団体料金。
   ※ 障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額になります。
   ※期間中、ゆかた(着物可)で岩槻人形博物館に来館すると観覧料が無料になります。
休館日:毎週月曜日(8月12日は開館)
住所:〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町6丁目1-1
TEL:048-749-0222
URL:さいたま市岩槻人形博物館

人形修復の様子
人形修復の様子

 にんぱくの主な所蔵品である人形は、木や和紙、胡粉、染織品などの様々な素材からなるデリケートな資料です。そのため、人形が置かれた環境や経年による劣化からは、どうしてもまぬがれることはできません。これらの人形を末永く後世に伝えていくためには、修復は必要不可欠です。
 当館では、現状維持を基本とし、オリジナルの情報をできるだけ変えないという文化財修復の理念のもと、平成21年(2009)度から継続的に修復を行ってきました。令和2年(2020)の開館時には博物館内に修復室を設け、日頃から修復技術者と共に人形修復を行うという、全国的にも珍しい当館の特徴的な事業の一つとして今日まで続いています。
 本展では、劣化の各症状・素材別の処置から、修復が困難な人形衣装の復元事例まで、これまで当館で行ってきた人形修復事業について紹介します。文化財としての人形修復はまだ始まったばかりです。にんぱくがこの15年間、試行錯誤をしながら培ってきた人形修復の成果と、その未来について考えます。
※ 「にんぱく」は、さいたま市岩槻人形博物館の愛称です。

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